母と娘は別の人間。そんな当たり前のことが、ひどく難しかった。
ずっと「生きてて良かった」と思えなかった。
そんな自分に悩んでいた。
『私はどこかおかしいのではないか』
『私には何かが欠落しているのではないか』
やっとわかった。
「生きることへの許可」ができていなかった。
望まれて生まれたわけではないと思っていた。
だから生きていいのだと思えていなかった。
ずっと「幸せ」を感じられなかった。
だからといって不幸だったわけではない。
ただ「幸せ」の実感がなかっただけ。
『何が足りないのだろう』
『何をすれば幸せを感じられるのだろう』
やっとわかった。
母より幸せではいけないと思ってたからだ。
母を幸せに出来ないのに幸せではいけなかった。
ずっと「愛されていた」と思えなかった。
だって「愛されていた」と認めてしまったら
母より幸せになってしまう。
だから愛されていてはいけなかった。
だから愛されてない証拠を探し続けた。
『愛されて生まれてきたわけじゃない』
『あの人はどうせ自分のことしか考えてない』
『私のために何もしてくれない』
けれど「愛されていた」と理解してしまった今。
愛されていた出来事がたくさん浮かんでくる。
トマトソースパスタが好きな私のために
いつも作ってくれたこと。
友だちを呼んで誕生日会を開いたとき
料理をたくさん作ってくれたこと。
クリスマスのプレゼントを気づかれないように
リサーチしてくれていたこと。
バイト終わりが深夜になれば
迎えにきてくれたこと。
学校に行きたくない時に休ませてくれたこと。
そして私はそんな母を愛していた。
全力で。ずっと。
母と同じでいることが、私の愛だった。
だから同じことをしてきた。
高卒であること。
学校が嫌いであること。
離婚したこと。
親を恨んでいること。
ほかにもたくさんたくさん。
母と同じでありたいと。
大好きだからこそ、同じでいたかった。
同じでなければならなかった。
堕ちるなら
どこまででも一緒に堕ちていこうと思っていた。
それだけ愛していた。
だけどそれはひどく苦しくて。
だって、私と母は違う人間なのだから。
どんなに同じでいたくても
同じではいられない。
私は母と離れて生きる道を選んだ。
私は私で幸せになるのだと決めた。
そして、やっと。
「生きてて良かったかも」と。
「幸せかも」と。
そう、思えるようになった。
いつも読んでくださって嬉しいです。
ありがとうございます。
※
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