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白熱の頭脳戦がカッコイイ漫画をご紹介

記事に興味を持っていただきありがとうございます。
今回ご紹介するのはジャンプSQ.で連載中の『憂国のモリアーティ』です!

あらすじ

19世紀末――。古くから根付く完全階級制度により、上流階級の人間達に支配されている「大英帝国」。生まれ落ちた時から一生涯の身分が決まるこの社会制度は、必然的に人間同士の差別を生んだ。そんな中、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとする青年がいた。これはジェームズ・モリアーティ、或いはシャーロック・ホームズの敵の話――。
集英社ジャンプSQ.公式サイトより引用

作者・竹内良輔先生&三好 輝先生

『憂国のモリアーティ』は言わずと知れたミステリー小説『シャーロック・ホームズシリーズ』を基として描かれています。そのため、本作の原案はコナン・ドイルと明記されていますが、あくまで小説の原作者のため今回のご紹介では省略いたします。

『憂国のモリアーティ』で構成を担当されている竹内良輔先生は、過去に週刊少年ジャンプで『ST&RS -スターズ-』という作品の原作を担当されていました。また、ハリウッドで実写映画化された『All You Need Is Kill』の漫画でも原作を務められています。単行本のおまけページには竹内先生が描かれた、キャラクターの緩い掛け合いが見られます。

漫画を担当されている三好 輝先生はオリジナルアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のコミカライズを担当されていました。この『PSYCHO-PASS サイコパス』というアニメは『家庭教師ヒットマンREBORN!』の作者、天野明先生がキャラクター原案を担当されているんです。

初めて三好先生の絵を見た時に絵が似ているなぁと思っていたので、コミカライズを担当されていると知って驚きましたね。


みどころ

本作は前述の通り『シャーロック・ホームズシリーズ』を原作として描かれています。しかし、主役はシャーロック・ホームズではなく、宿敵であるモリアーティ教授に焦点が当てられています。

原作では絶対悪として登場するモリアーティ教授ですが、本作ではイギリスの階級制度を崩すため悪い貴族を暗殺する義賊になっています。貴族以外を人とは思っていない貴族に対して、強い憎しみと嫌悪感を持って戦います。

そんなモリアーティ教授たちが華麗な手口で完全犯罪を成し遂げる姿が本作の見どころです。常に先を読み計算されつくした計画をいくつも立てるモリアーティの姿は恐ろしくも格好いいです。

そして、本作にもシャーロック・ホームズたちが登場します。初登場の時は「ついに来たか!」とワクワクしましたね。ホームズとモリアーティの掛け合いはハイレベルで、2人の天才だけが通じ合っているようなやりとりはとてもクールです。

大英帝国時代の雰囲気も相まって、とにかく登場人物たちが格好いいです。そこに加えて頭脳戦を繰り広げるホームズとモリアーティの姿はますます目が離せません。アニメやミュージカル、舞台化もされた大人気作の『憂国のモリアーティ』は4月4日に最新17巻が発売。この機会にぜひご一読ください!


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