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とにかく美しい魔法が溢れた漫画をご紹介

記事に興味を持っていただきありがとうございます。今回は4月5日にアニメ化が発表されたとんがり帽子のアトリエをご紹介します!


あらすじ

精緻な絵で魅せる、王道ファンタジー!!

小さな村の少女・ココは、昔から、魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は、魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は、諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが、魔法を使うところを見てしまい——。

これは、少女に訪れた、絶望と希望の物語。
モーニング公式サイトより引用

作者・白浜 鴎先生

作者の白浜 鴎先生は、ビームコミックスから発売された『エニデヴィ』という作品で漫画家デビューされています。その他にもアベンジャーズなどで有名なMARVELから発売されているアメコミの表紙も担当されています。

犬を飼われているようで、かっこいい姿可愛い姿がTwitterで見られます。また、(正確には違うかもしれませんが)中世ヨーロッパのような雰囲気を好まれているようです。たびたびファンタジーのようにオシャレな写真をTwitterに上げられています。

みどころ

数々の受賞歴があり、すでに大人気な『とんがり帽子のアトリエ』にはたくさんの見どころがあります。今回はその中でも特に私が紹介したいポイントを2つご紹介します!

鮮やかで美しく描かれた世界観

魔法が日常に溢れたファンタジーな世界が舞台の本作。登場する道具や家などはまるで西洋の絵本のように美しいです。魔法が描かれていないような何気ない1コマでも、「こんな世界があったらいいな~」と思わせてくれるファンタジーに溢れていて、読んでいると魔法の世界に引き込まれます。

そんな世界観を作り上げているのが白浜先生の画力です。初めて見たときに、陰影などを細やかな線だけで表現されていることに驚きました。まるで全てのコマが絵画のように見えるんです。

(作者公式Twitterより引用)

また、キーワードである「魔法」も重要な役割を果たしています。例えば他のファンタジー作品に登場する魔法には「詠唱」とか「魔力」のような概念があるのが定番ですよね。しかし『とんがり帽子のアトリエ』にはそのような設定はありません。その代わり魔法陣の描き方にしっかりとルールがあります。詳細は割愛しますが、作中では主人公のココがまるで1つの言語のように魔法を学んでいてとても新鮮です。

魔法なのに科学のような法則があって、ファンタジーなのにSFさながらの世界観が作られています。


健気な主人公 ココ

本作のもう1つの魅力が主人公のココです。最初は魔法が大好きで魔法使いに憧れる普通の女の子でした。そんなココがとある事件をきっかけに魔法の秘密を知り、魔法使いの弟子になります。

ココはもともと強い憧れを抱いていたこともあり、弟子入りしてから必死に魔法について勉強します。学んだことを駆使して数々の困難を切り抜けていく姿にワクワクさせられました。

実は私、健気でひたむきな主人公が好きなんです。恐怖やトラウマを押し殺して頑張っている姿を見ると感動しますよね。ココはまさに私の好きな主人公像をしています。

そんなココを支えてくれるキャラクター達も魅力的なので、きっとお気に入りのキャラクターが見つかるはずです!


ということで、2つのポイントをご紹介しました。他にもたくさんのみどころがあるので、『とんがり帽子のアトリエ』をぜひご一読ください!


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