#45 愛は過ちか? ~ブロークバックマウンテン~
おはこんにちこんばんは。
秋晴れ!いやぁ、良いね秋晴れ!
天気予報見る限り明日も秋晴れ☀️!
たぶん、僕は空気が澄んでる日が好きなんだと思います。
雨の日、特に梅雨時とか常に湿度高めのじっとりしてる日、
割と苦手です。
あ、でもお風呂とかサウナとかは好きです。
湯気的なじっとり感?は好きです。
なんなんでしょこれ🤔相も変わらず天邪鬼だ。
昨日はちょっと
ジトッとしたことを書きました。
僕は都会育ちなので、田舎に強烈な憧れがあります。
憧れなんて生易しい感情ではなく、
やたら拗らせた恋愛感情とでも言いましょうかね。。。
都会コンプレックス、の方が言葉としては近いかもしれません。
だだっ広い海とか山とか、都会には絶対にないので
そんな大自然の中で育った方々には、強烈な羨望を抱きます。
都会と田舎の違いって何か?
ちょっと尖った言い方をすると、どうあがいても
都会の空気は雑多で美味しくない!
やはり僕は澄んだ空気が好きで、そんな
澄んだ空気と薄汚れた空気
が一気に楽しめる?作品
今日はブロークバックマウンテンという映画のお話をば!
ちょっとだけネタバレありでお送りします💁♂️
少年二人のひと夏の思い出…のはずだった
今作は少年二人が、
ブロークバックマウンテンという山で、羊の放牧?
の短期アルバイト(シーズンバイト)として働く中で出会います。
早い話がカウボーイの2人、
馬に乗って羊を先導したりする、
テンガロンハット被った少年二人がメインの
2人の20年間のお話です。
山の映像がすごーく綺麗で雄大で、
見るだけで空気の美味しさを感じられます!
ほんとすんごい雄大で壮大です!
この作品のスタートは携帯も何もない1960年代、
当然山の中に娯楽なんて何も存在しない。
ただそこにあるのは、大自然と
ひょんなことから出会った二人。
端折りますが、これまたひょんなことからこの二人は
なんと、一線を超えてしまいます。
この超えてしまった一線には、純粋無垢な愛があった。
でも1960年代は、差別が色濃い時代です。
なんなら殺されてもおかしくないくらい。
互いの感情を抑え込み、封じ込み、
なんとか会わないように会わないように、
ただの思い出として昇華しようとしますが。。。
人間はそんなに単純じゃなく……
世間の目を欺いて、自分の心は欺けなくて
同性愛そのものが禁忌だった時代なので、
いわゆる「普通」を追い求めて、女性と結婚をします。
子供にも恵まれます。
このこと自体は2人にとって超不幸ではなかった、
比較的ごく一般的な幸せを掴んだ男性2人、に見えます。
ここだけ切り取ると。
ただ2人はずっと文通を交わしていて、ある時
「久しぶりの再会」を果たします。
今の時代のように簡単にスマホで人とやり取りができない時代だからこそ、
この久々の再会は本当に嬉しかったんだと思います。
この再会で、、、事件が起こります。
あえて言葉にはしませんが、奥さん的には大ショックな出来事です。
人間の感情って、そう都合よく出来てませんよね?
いくら自分の中の「心のパンドラの箱」に気持ちを封じ込めても、
ほんの小さなキッカケでこの箱がバン!と開いてしまう。
時を重ね、些細なことが積み重なり、
自分たちの感情と世間の目、
体裁や自分の子供の将来、などなど…
様々なことが積み重なった未来は、とても悲劇的なもので……
ちなみにラストのセリフ……
和訳がちょっとビミョいです!
あの言葉は…、
「結婚式で言う誓いの言葉」らしいです。
僕は中学時代に学校の方針?で
車椅子バスケの選手、アイヌの方、HIVの方、
同性愛者の方、全盲の方
などなどの講義?をたくさん受けてます。
実際に自分の目で見て話を聞いてきました。
なので、人を差別的に見る、
ていう概念がよく分からないというか…
いや気持ちは分かるというかなんというか、
ある種「普通」ていう言葉の呪いが差別を生んでしまうのかなと。
人間は人間、同じように心があるのになぁ…
と思ってしまいます。
この映画で描かれる愛の形は紛れもなく無垢な愛、
でも世間体という毒とも言える感覚のせいで、歪んでしまう。
人は、いつから無垢ではなくなってしまうんでしょうか。
僕ももう無垢ではないですが、ただ…今思っている
"青さ"
は、この先も失くしたくないなぁと、思っています。
なんだかしんみりしてしまった!!😂
今日はこんなとこです!
では、また!
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