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事業貢献について考えたこと

この記事は【Leaner Technologies Advent Calendar 2024】の15日目の投稿です。
明日はリーナー購買事業を立ち上げ初期から一緒にやっている出葉ちゃんが記事を公開してくれます!

https://adventar.org/calendars/10629

こんにちは! リーナーの木村です!
季節柄、1年の振り返りのタイミングでもあるので、今年の出来事の中で1番未来の自分に残しておきたい話を書き起こしました。
内容的には個人的な振り返りなので、多くの皆さんにとっては面白くない可能性があります。そのときは遠慮なく画面を閉じてください。


はじめに

2023年6月にリーナーに入社し、リーナー購買の立ち上げに携わってから1年半になりました。
直近では仲間も増え、チームとしての戦い方の選択肢も広がったように思います。
それに伴い事業のスピードも加速度的に上がりました。
従来はほとんどのことに自分が関わっており、良い意味でも悪い意味でも自分の認識してる中で事業が進んでいましたが、最近では気付いたら景色が変わってるような感覚すらあります。
そんな中、自分自身が組織に対してきちんと貢献できているのだろうか、と考えることも出てくるようになりました。
事業が大きく進む中、自分がプレーヤーとして売る、ということ以外にどんな貢献の方法があるのか思考したプロセスを残しておこうと思います。

葛藤

当初、私の役割はリーナー購買をご利用いただくお客様を増やすことで、1社でも多くお客様を増やせるように、お客様への提案活動を中心に日々取り組んできました。
最初の頃は、「事業の進捗 = 自身の成果」という構図に近く、少しずつ大きくなっていく事業を肌で感じることができていたように思います。
しかし、当たり前のことではありますが、事業が進むにつれて仲間が連れてきてくれたお客様も加わりますし、私が新規で期待をいただいたお客様も活用フェーズに入るとカスタマーサクセスにバトンが渡ります。
事業が大きくなればなるほど、「新規のお客様を連れてくる」という従来の私自身の貢献が相対的に感じづらくなっていく感覚を持ちました。
このときの心境として、頼もしい仲間に囲まれていることや事業が順調に大きくなっていることに対する幸せな気持ちと、自分自身がきちんと事業に貢献できていないのではないかという不安が共存しているというのが正直なところでした。

ポジティブな気持ちとネガティブな気持ちが共存している状態だということは、正直に代表の大平に伝えました。
「事業が前に進んでれば良いんじゃない?」
大平は即答でした。(本当はもう少し色々話したので、文面ほどドライではないです。むしろウェットです。笑)
事業として、個人として、期待に応えなければと考えれば考えるほど視野が狭くなってなってしまっていたんだと思います。一方で、いざ話してみると自分が思っているよりもあっさりしていました。
今考えれば当たり前のことすぎて笑ってしまいますが、当時の私は知らず知らずのうちに事業への貢献の方法に私自身で制約をかけてしまっていたと気付きました。

変化

事業を最速で最大にするためには何が必要か、そこからの思考は全てその起点で考えるようになりました。
来年・再来年の事業成長のために今何に取り組むべきか、そう考えるとたくさんのやりたいことが出てきます。
目の前のお客様に価値を返すことは当たり前で、より困っているお客様はどのような業界・企業規模なのか、なぜその困りごとは発生するのか、そのようなお客様にはどのように会えるのか、お会いできたタイミングでどのように伝えると良いのか、導入いただいたあとに価値を最大化するためにはどんな指標を追うのが良いか、チームに新しい方を迎え入れた際に活躍していただくにはどのような体制が良いか、プロダクトのアップデートはどのような順番で行うことが適切か、どんな機能があるとより価値が大きくなるのか、などなど本当にたくさん出てきます。

これだけやりたいことがたくさんある状態で、今貢献できているかなんて考えは本当にどうでも良い、そんなこと考えてる暇があったら1秒でも多く事業のことを考え、実行していかなければと思いました。

感謝

私は世の中の当たり前を変える仕事をしたいと思ってリーナーに入社しました。
世の中の当たり前を作るためには当然私自身の力では足りません。ほぼ無力です。
そんな中、リーナー購買事業は順調に成長しており、時折自分の想像を超えるタイミングがあります。
これは気合の入った仲間やお客様がいるからこそ感じられることであり、このような環境に身を置けることが本当に幸せだなと思います。
そして、前述した私の葛藤をすぐに消し飛ばすことができたのも、遠慮なく相談できる仲間の存在やリーナーのカルチャーのおかげだと感じています。

目の前の成果を追うあまり視野が狭くなってしまったことは大いに反省ですが、事業に必要なことで私にできることは全部やろうと改めて強く思うことができました。
来年以降もパワーアップしたリーナー購買をたくさんのお客様に届けられるように、今いる仲間やこれから増える仲間と1日1日大事に過ごしていきたいと思います。

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