
2023年3月26日 ⑦離婚事由 事実が物語る
モラハラの特徴をあげているサイトや
書籍を見て調べていた時に実は
気になる点が一つあった。
ざっとモラハラの特徴をあげてみた。
・絶対に謝らない。
・間違いや失敗を人のせいにする。
・少しでも気に入らないと無視する。
・妻の家族・友人に対して人格を
否定したり、馬鹿にするようなことを言う。
・妻を人前で馬鹿にしたり、
嫉妬、依存、束縛が激しい。
・不機嫌にふるまう。
大きな音を出して威嚇する
・子供や大切なものを人質に
脅したり、強要したりする。
・共感性が無く、自分に興味の
無い事は無視する。
・避妊をしない、セックスを強要する。
・自分は特別な存在だと思っている。
・賞賛や感謝される事を求めている。
・浮気や不倫をしやすい
そう、ずっとひっかかって
気になってた事。
「浮気や不倫をしやすい」という点。
まさか…それは無いよね?
そう願っていた。私達夫婦には
積み上げてきた歴史がある。
主人の暴言もモラハラもある。
私が浮気や不倫などの「裏切り」
行為を認めていない事も理解して
いるはずだ、いくら主人でも、
そこまで酷い人間では無いと信じたかった。
モラハラについて調べていくうちに
自分が被害者として該当している事に
気付く。自分の生きて来た
「人生」「結婚生活」って
「何だったんだろう?」と
自問自答すればするほど、
苦しさと絶望感が交互に
押し寄せてくる。
気持ちを切り替え終盤を迎える
仕事の事を考える。この頃の私は
職場に行く事で気分転換出来ていた。
家に帰る、主人が帰ってくる。
そう意識するだけで胸がきつく
締め付けられるようになり、
動悸がした。自己防衛として
帰宅する主人の出す生活音が
聞こえないように部屋の中で
ワイヤレスイヤホンをして
キッチンにいた。
元々、主人の出す生活音が苦手だった。
帰ってきた時に誰だか分かるほどの
足音、ドスドスと足を踏み鳴らすかの
ように玄関からリビングに入室。
チェストの上に人が振り返るような音を立て
乱暴に仕事用カバンを置く。
暴言を吐かれてから日の浅い私は主人の
出す音すら聞くのが恐怖な毎日だった。
協力者の方から体調はどうか?と
気にかけてくれているラインの
メッセージがあった。
「不眠が続いているのは危険だから
市販の物より、心療内科で今の状態を
きちんと話して薬を貰ってきた方がいい。」
と助言される。仕事をしている中で
「自分は大丈夫だよ」と
無理して笑みを浮かべている人が
ある日突然起き上がれないほどの闇に
引きずり込まれたのを見てきたそう。
仕事場でも眠れない事を数人の同期へ
相談すると心療内科の受診経験のある
方がいた。丁寧に説明して予約の
取り方や実際に受診した経緯や内容まで
教えてくれた。ただ、予約が取れない
事が多いらしく通ってる病院を紹介して貰う。
仕事が終わった後に心療内科へ
初めて診察の予約をお願いする。
予約がいっぱいでとの声に
「一番最短の日時でお願いします」
と申し込みをする。電話に出てくれた
受付の人に症状を聞かれる。
「眠れないんです。」私のその一言に
「とてもお辛いですよね、一番早く
ご予約出来るよう調整致します」
と言ってくれた。
何気ない人の「優しさ」が含まれた言葉が
心にじんわり広がって思わず涙がこぼれ
そうになった。
あぁ、そうだ…今、自分は
「優しくされたい」
「大切に扱われたかったんだ」
そう自覚する。こみ上げてきた涙を
グッと飲み込んで我慢する。
診察は4月になる、それでも診て貰える
だけラッキーだった。
「コロナ禍の影響もあるらしくて、
メンタルに不調をきたしてる人が多いの、
常に心療内科の診察は激混みなのよ」
教えて貰った同期の方の話を思い出す。
仕事を終えた私は舞い散る桜の中を歩く。
主人と息子と共に見上げた桜の思い出が蘇る。
桜の美しさに反して
私の心は張り裂けそうになった。
今年も来年も一緒に見上げる事は
無くなるのだ。夫婦関係の違和感の
正体を知ってしまったから。
「ご主人の浮気を疑った事ってある?」
この言葉がずっとひっかかっている。
スマホの検索画面に「浮気」という
キーワードを打ち込む。
「浮気や不倫をした人にありがちな行動の変化
見破るための質問と方法
一度怪しいと思ってしまうと本当に浮気して
いるかハッキリさせたくなりますよね?」
強い見出しが目に飛び込んでくる。
続いて気になったのが
「浮気」「不倫」この違いだ。
不倫と浮気の決定的な違いは、
・不倫は、不倫関係にあるどちらか一方
もしくはふたりとも既婚者であり
肉体関係がある。
・浮気は交際関係に関わらずパートナーが
いながらほかの異性に関心を向け接触を持つ
要は既婚者がほかの異性と肉体関係を持って
しまうとそれはすべて「不倫」となるのだ。
私の調べなければいけない内容は
「主人の不倫疑惑」だ。
更にこの後に続く文章に私は釘付けになる。
「浮気や不倫をしている可能性が最も高い
変化は携帯を手放さなくなることです。
急に携帯にロックをかけたり携帯を
肌身離さず持ち歩くようになった
場合は注意が必要かもしれません。」
最近主人のスマホが動かなくなり、
慌てた様子でネット注文して休みの日に
早く使えるようにと急いで設定していた
と息子から聞いた。
昨年から主人がスマホに触れる回数は
格段に増えた。新しいゲームアプリを
ダウンロードしたからだと聞いていた。
そのゲームを息子もプレイしているとの事。
共有の話題に上がる事もあるそうだ。
ふと息子の洩らしていた言葉を思い出す。
「お父さん、スマホに
ロックかけるようになったんだよ」
私は主人の不倫疑惑を調べるという
決断を傷付くのが怖くて先延ばしにしていた。
だが、ささいな「きっかけ」が元となり、
動かざる終えなくなるのに
時間はそうかからなかった。
【離婚事由⑧】につづく☟
♥お読み頂いた方への
カプサイシンからの切なるお願い♥
共感した時だけで構いませんので
「スキ」頂けると喜びます。(ホント嬉しいです♥)
「フォロー」もお待ちしております🙇♂️
第一章は無料になりますが、
不倫撲滅運動&作品作りの為の
「サポート」と「コメント」もお待ちしております🤗
私のモチベーションになります♥
いいなと思ったら応援しよう!
