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「屋久島トワイライト」樋口明雄著
屋久島というと神秘的なイメージがある。宮之浦岳に登ったらさぞ気持ちよいだろうなと夢想してみたりする。
そんなことから手を取ったのが「屋久島トワイライト」だ。
序章で1名の犠牲者が出る。ちょっと不気味そうな展開だ。これがどこかの場面につながるのか? エピローグなのかはわからない。
屋久島は神秘的で神が宿っていそうなイメージを持っている。
内容を一言で表現するとすれば、人間に代わってこの世の覇権を握ろうとする山姫。その生贄に捧げられようとする2人の女性。ハラハラしつつもどんどん、山姫に追い込まれていく。巫女が果敢に戦うが危ない!
屋久島の数々の神話、それに平景盛も登場!
読み進むうちに怖くなって、どうなるのか気になって、一気に読んでしまった。
屋久島宮之浦岳に登ってみたいと思っていたが、ちょっと怖くなってしまった!
臨める兵戦う者、皆人列ねて前に在り、巫女が戦いの前に宣言した言葉、九字というそうだ。ちょっと興味を持った。
屋久島の神話や民話がふんだんに取り入れられた内容だった。