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自覚を持ちやすかった依存症

これまでの記事↓

ここからは、私が自覚を持ちやすかった依存と、自覚を持ちにくかった依存について。

自覚を持ちやすかった依存

アルコール依存症、
これは私にとってかなり自覚を持ちやすかった。

初期段階で、
「酒量をコントロールできない…」と気付いて、早めに医療に繋がったので、医療従事者にも「自分で自覚持ってこんなに早期に医療に繋がるなんてすごいね」的なことを言われた記憶…

(アルコール依存症は、本人は問題意識なくとも家族などが連れて来るケースも多い)

早期だったので、長年アルコール依存症で生きてきた人によく見られる見た目の特徴なども特になく。

(アルコール依存症は、長引くとかなり人相が変わるし、皮膚の劣化など見た目に顕著に現れる。)

内臓の一通りの検査も、何も引っかからなかった。

実は私の中で、人生においてかなり大事にしていることがひとつあって、それは美容。

大事にしているというか、
どちらかというともはや神経症的で
醜形恐怖症なんだけれども、美容に反することは私の中でかなりハードルが高いこと。

アルコール依存症は、ハッキリ言ってかなり美容に悪かった。
というか、アルコール自体が美容に悪いと思っている。

希死念慮も強かった私にとって、アルコール依存症がただ早死にするだけの病気であればそこまで早期対応しなかった気がする。、
というか、緩慢な自殺と言われるアルコール依存症に突き進んでいったと思う。

激しく美容を損なう病気だったから、それ嫌さに早期対応したのは絶対にある。

治療中モチベーションになったのは、
酒浸りの状態から断酒をした人の顔のビフォーアフター写真。

これはネット上で検索すれば沢山でてくるので、それらを保存してよく見ていた。

私の中で、アルコール依存症の治療は何よりも美容効果があることとして認識していた。

(だからかなり真面目に治療に取り組んだ)

(なんなら、アルコール依存症をちゃんと治療できれば美人になって人生変えられる!!!くらいには思っていた)

事実そうだと思う。

私は、iHerbなどで購入したサプリメントをよく飲むのだが、それらの微量栄養素なども飲酒・アルコールの代謝で大半が消費されてしまい、皮膚や髪などに使われなくなる。
頑張ってやりくりして購入したサプリメントも飲酒のせいでドブ金だ。

どんな高価な外用美容アイテムを使うよりも、恐らく断酒した方が綺麗になる。

もちろん、飲酒していても綺麗な人はいるけど、そういう方たちはその飲酒のデメリットを上回るケアをしていると思っていて、その資金を考えると、その資金を用意して飲酒しながら美容に取り組めるほどの経済力はないので、
断酒一択だな…と思っていた。

もちろん、依存症の怖いところは、
それまでとても大切に思っていたもの・こと・人・関係などよりも、
その依存対象を優先してしまうようになることなので、
進んでいくと元々はとても大切にしていた美容すらも蔑ろになって、全てどうでも良くなっていくのだと思う。


私がアルコール依存症に早期で取り組めた理由の心当たりはもうひとつあるので、
次回はそれについて書く予定。

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