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過去の写真を見直して絶望したってハナシ

うちのメインPCが4歳の誕生日を迎えた。

まだまだ元気で働いてくれているが、一般的に、PCの寿命は4~5年と言われている。使い方や環境によって大きく変わるけれど、僕のPCもいつ天に召されてもおかしくない年頃になった。

そこで、万が一の事態に備えてデータのバックアップを行うことにした。

外付けHDDにデータを移し替えながら、ふと昔の写真たちを眺めていると、自分の写真の下手さに絶望してた。

ピントは合っていないし、構図はガタガタ。絞りなんて概念は存在しないかの如く、ボケボケの写真か、意味不明に絞った写真ばかり。正直ボツしかない。

あと、jpegだけで撮ってるものが多い。「せめてRAWでも残してくれ…」みたいな写真も多い。

カメラのピーキング機能でピント合ってると思っても、モニターで見るとだいたいズレてる。
ホントは手前の人物に合わせたかった。(あと、RAWで撮ろうな)
F値開放でしか撮らない時期があって、大体ボケボケでもはや被写体がなんだかわからない。
(あとRAWで撮ろうな、パート2)
逆に絞り過ぎてる時期もある。この写真はまだマシな方。
おそらく人生最古のrawで撮ってた写真。(現像し直した)
君はなぜ階段にフォーカスしたんだ…?

「過去の自分、一体何を考えて撮っていたんだ?」と問い詰めたくなるような写真の数々。

当時の自分なりに試行錯誤していたのだと思う。youtubeで構図の勉強をしたり、オールドレンズを使ってわざと解像度を落としたり、ボケ感を追求したり。

食事写真はC字構図がいいよ、と言われたのでとった写真。
これもボケが邪魔してるし、もっと距離撮って写真取ればと今なら思う。


ただ知識だけを詰め込んで、自分のものに出来ていなかった。料理番組を見ただけで、実際に作ってみると全く違うものが出来上がってしまう、そんな感じ。

それでも、数枚だけ「いいじゃん」と思える写真があった。ピントや構図はさておき、自分が好きな被写体や光の入り方が、今と変わっていないことに気づいた。

自然光がキレイだなあと思って撮った写真。
こういう光の入り方は今も好き。
我が弟兼友達の写真は今見てもかわいい。
会社の先輩が参加したティラノサウルスレースを見に行った。
見ていて結構熱い戦いだったのを思い出した。


写真は下手でも、写真を撮ることはずっと好きだった。飽きずに撮り続けてきた自分はちゃんと褒めてあげたい。

下手な写真たちも、今の自分を形作る上で必要なものだった。
過去の自分、ありがとう。

そして未来の自分。数年後、また同じように過去の写真を見返して絶望しているかもしれない。
でも、それは成長の証だから、また戒めのnoteを書いてください。

あと、失敗した写真も消さないでね。次書くときのネタが無くなるから。

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