やってはいけない瞑想
こんばんは。
瞑想をしている人はいますか?
スティーブ・ジョブズ氏など、有名な実業家の方や大企業でも瞑想を取り入れるところが増えて、瞑想も随分クリーンなイメージになりました。
しかし気をつけないといけないのが、正しいやり方でできているのかどうか、ということです。
私の話になりますが、過去にとある団体のところで瞑想をしていたことがあります。そこでは無心になって結構な長時間瞑想をするのですが、今思えばかなり危険な事をしていたものだと思います。
人間の身体の中心線に沿って七つのチャクラがあります。無心になって瞑想をする事でこのチャクラが開くのですが、これは肉体の門を開け放ってどこの誰だかわからない、姿の見えない侵入者を自分の精神の中に招き入れる行為です。
事実、その団体では過去に決して少なくない数の発狂者が出ていたという事を後に知りました。なお、この団体は今も存在していますし、同じような事を行なっている団体はたくさんあります。
また、こっくりさんなどの降霊術を行なって、精神を病んでしまう例があるのですが、反応が返ってくると嬉しくなり、目に見えず、どんな事を考えているのかも分からない相手を簡単に信じてしまいます。きちんとした知識を持っている人間でも、自分が特別なのだという自尊心を煽られて、魅入られてしまう人が多いのです。
安易な瞑想や、降霊術はしてはいけません。ほぼ確実に酷い目に遭います。
では、どのような瞑想をすれば良いのかと言いますと、まずは基本から抑えて、ゆっくりゆっくり進んでいくのが一番安全かつ確実な道です。この道の成長は、ゆっくり確実に、が鉄則なのです。
私が知っている正しい瞑想とは、まずはテーマを決めて熟考することから始まります。
熟考が深まってくると瞑想となり、そのレベルが上がれば相手と一体化することができるようになります。スウェーデンボルグの『天界と地獄』の中で大天使のコミュニケーション手段として紹介されていたものです。言語を介さないので、完璧に相手の事を理解する事ができるのです。
ネットフリックスで『タイラー・ヘンリーの死後の世界』という番組が見られますが、彼が内なる意識にはいる、と言っているのは人類の共通の意識から情報を読み取っているのだと思います。ユングの言う普遍的無意識とは違うのですが、決してこの意識は無意識ではなく、研ぎ澄まされて全てを把握・理解している意識です。
私はこれをキリスト意識と呼びます。この物質の世界で表現されている、神の意識のことです。私たち一人ひとりの意識の総体が神だということです。
哲学、心理学、量子力学、物理学、生物学…突き詰めていけば神を認めざるを得ないのです。もうそろそろ神を信じないのは非科学的だと言われるようになるでしょう。