【ゆっくり学ぶシルバーバーチの霊訓】56
※本文中の引用文は記載のあるもの以外は、
『シルバーバーチの霊訓(一)』潮文社刊
アン・ドゥーリー編
近藤千雄訳
よりの引用です。
私たちの目から見て残酷に見える物事も、神の永遠の視点から見れば愛の表れである事が分かります。
私たちは価値観が間違っているため、たとえば死を恐れます。
誤解を恐れずに言いますと、例えば巨大災害によって多数の人命が失われる事も実は人類全体の啓発のために起きている事であり、〝死〟イコール〝不幸〟ではないと理解すれば物事の見方は180度変わります。
残された遺族の悲しみも霊性進化への過程なのだと理解すれば、これも決して不幸なのではありません。
なかなかそのように思う事はできないかもしれませんが、物事の実相を知る事で徒に抱えなくても良い不幸を取り去る事もできると思うのです。
幸福、不幸という状態は心の中にしか存在しません。そして、それは各人の受け止め方ひとつでどちらにも変わる物なのです。言い換えれば、幸、不幸を決める権利は自分にあるという事です。
そうであるならば、幸福な方を選択する方が得策ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
守護霊は血縁者であるとは限りません。地上では一面識もなくても、霊的親和性によって守護の任にあたる事の方が多いようです。
特殊な使命を持って地上にいる場合、霊団が組織されます。その霊団をまとめ上げるリーダーがおり、その他にもガイドが複数名補佐に当たります。ひとりの人間に数十名のガイドがつく場合もあります。
守護霊の存在を自覚して生きるという事は、生まれてきた目的を見つけるために大いに助けになります。
と言いますのも、守護霊は私たちを本来の目的へと向かわせたいのですから、様々な手段を通して道標となるサインを送ってきます。
私たちの方でも、これは守護霊からのメッセージかな? という心づもりがあれば、それに従おうという気持ちにもなります。
自分でも不思議だがいつもと違う行動を取りたくなったり、何となく気が進まない事や、逆に俄然やる気が出てきたりといったサインに気がつく確率が高くなります。
インスピレーションを理性が打ち消してしまう事もよくあるのですが、そういった事に対しても受容性が増す事になりますので、慣れてくると守護霊の意図を読み取る事もできるようになります。
生きる事において霊界との協調関係が築けるようになるという事ほど頼りになるものはありません。恐れるものなど何もなくなってしまいますので、人生がとてもラクになります。
守護霊との協調関係を密接にするためには瞑想が必要です。ですが、やり方によっては危険を伴いますので、きちんとした知識を得てから行うようにして下さい。
瞑想については以下を参考になさって下さい。
それでは、今日はここまでとします。
Capella✝️