こんばんは。
今日はウィックランド博士の『迷える霊との対話』の冒頭部分をご紹介しました。
憑依現象という言葉は皆さんご存知だと思います。昔から日本でも狐憑きと呼ばれて所を問わず起きてきた事です。
女性がたった一人で大人の男の人が数人がかりでも動かせないような家具を移動させたり、奇妙な言動をとったり(本人の中では筋が通っているのですが、外部から見れば意味が読み取れません)、統合失調症と診断されるのは、殆どがこういった憑依によるものだと言われています。
幻聴や幻覚といった症状は、実はその人の周囲に実際に存在するエレメンタル(物質化した想念)、ないし人霊や低級自然霊が付きまとい、執拗に語りかけている事を感じ取っているのです。
幻聴を聞いた場合、決して返事をしてはいけません。無視していれば相手は憑依を諦めてどこかへ立ち去ってしまいます。
また肉体が弱ると、憑依されやすくなります。睡眠をよくとり、規則正しい生活をして、適度な運動を心がけましょう。
ネガティブな考えを持たないようにしましょう。心配のしすぎ、怒りや嫉みなどの悪感情は低級霊を引きつけてしまいます。
また、お酒やタバコなど依存性のあるものは禁物です。それらを求めて低級霊が酒場などを徘徊している事があります。ギャンブルも避けるべきです。
もしも、希死念慮など強烈な負の感情の衝動を感じたら、意思の力がものを言います。『この身体は私のものだ。出ていけ!お前なんかに負けるものか』と、断固として拒絶する覚悟を決めましょう。
憑依というものは、実は誰もが経験しているものです。多かれ少なかれ、私たちは目に見えない存在者の影響を受けて暮らしているのです。
しかし、自分自身がポジティブで、高尚な人格であれば、それに見合った影響を受け取る事になります。
そのために、自分自身を常に観察してよくない所を改める心構えが必要なのです。簡単に『除霊してしまいましょう』などという偽霊能者に引っかからないように気をつけてください。それは何の解決にもなりません。
自分を救えるのは、自分だけです。
そのために、真理の知識を学ぶことをお勧めします。
今日はここまでとします。
必要以上に憑依を怖がる事はありません。それは、普通に起きている日常なのです。
それでは、皆さんがより高い想念を受け取れますように。
祈りを込めて。
Capella✝️