激務の会社員はどういうルールでバレエのチケットを購入するか
バレエのチケットは基本的に好きなダンサーが出る日を買うのですが、購入の際はあるルールを適用します。
そのルールとは「リセール」が出来そうかどうか。
こんな発言は反感を買いそうですが、深夜残業/休日出勤が当たり前の環境で働く会社員は常に「見に行けなくなる可能性」と戦っています。保険としてリセールしやすそうな日やキャストを選ぶことは多いです。
では具体的なチケット購入の基準について、まず日程的にリセール出来そうと思うのは下記3点です。特に上記2点は先行発売の段階で売り切れることもあり、基本的にリセールが成立します。
・初日(看板キャストが出演)
・千秋楽(人気キャストが出演)
・土日祝(注意事項あり)
土日祝はマチネ/ソワレどちらもあったりすると、既にどちらか購入済みの方が多く、また人気キャストの回でなければリセールは成立しないこともあります。
しかしある条件を満たすことにより、リセール率が跳ね上がります。具体的にはこちら。
最上席:S席、特に1階前方席は人気が高いです。
最安席:そもそも数が非常に少なく、すぐ売り切れます。
では、最安席ならまだしも、なぜ最上席が売れるのか?
理由として都合が付くか分からず、ギリギリまでチケットを買えない層が一定数存在するからです。
具体的なエピソードですが、舞台3日前にあるチケットをリセールした時「仕事の都合がやっと付いたのに前方席は売り切れだったので嬉しい」と連絡を頂いた事があります。
また人気キャストだと会員先行で良席は売り切れてしまうので、一般発売後に「S席は既に売り切れだったので嬉しい」というお声を頂いたこともあります。
基本的に良席はすぐに売り切れますので、リセールを狙う人も多いのです。
結論として、バレエを見に行きたいけど怪しい時は、人気キャストの売り切れそうな良席を先に買っておくことです。
また、私は最良席も最安席もリセールをしたことがありますが、最良席のやり取りはお金関係や受け渡しも非常にスムーズでトラブルが少ないです。最安席は全然関係ない演目を勧められたり、支払いの段階で連絡が取れなくなったりなど、トラブルも多かったです。
見やすさの面からも、リセールの安全性の面からも早めに良席を押さえるのがベストだと、今までの経験から感じます。
最後に、チケットをリセールに出す際は定価以下が原則です。
高額転売は犯罪ですので、必ず定価以下でのお取引をお願い致します。