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ポジティブ心理学を学んで#79
昨日の続きで、
能登半島地震のボランティアに参加
した続きの話です。
ボランティアセンターにつき、センターの方から声をかけられました。
初めてですかと聞かれ
「あ、はい。でももう帰りたくなって、、、
なんだか心細くて」
「分かる。初めは、そうだよ」
そんな風にして会話が始まった。
ホントに心細かったので、
声をかけていただき嬉しかった。
一緒にボランティアのセンターの中に入る。
その方は岐阜からお一人で参加で、
その日に岐阜を出発。
もうかれこれ何度かボランティアに
参加されているという。
とても心強かった。
すると、ボランティアを何度も経験されて
いらっしゃる方とも出会う。
もう車の中には、
災害の時の為にあると便利なものが
たくさん入った車で、来られていた。
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ボランティアセンターでは、
班に分かれて活動する。
リーダーと言われる慣れた方の
指示に従い、動く。
私も3人グループの中に混ぜていただき、
いよいよ出発。
1件目は、
地震で倒れたタンスを起こして
ほしいとの依頼。
ボランティアのリーダーさんが
言われるには、
携帯で、現場に案内することや
運転中のナビをすることもだって、
ボランティア。
そして、ボランティアに
参加してきたということを
発信することだって、
ボランティアだという。
午後から、2件目は、
能登島という七尾から
橋で渡っていける島。
能登島水族館があるという。
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結局二件目は、途中になりながらも、
その日を終えて、センターに戻り、
みんなで記念撮影。
朝の4時半から宿泊先の息子のアパートを
出発して、帰宅は18時半。
丸丸一日の労働。
始めは、もう帰りたいと思った
ボランティアだった。
それでも終わりには、貴重な体験ができたと
すがすがしい気分でいっぱいだった。
こうして、ボランティアをできる
時間があること。
ボランティアに参加できる
体力があること。
今自分がボランティアに参加できることは、
なんともありがたいこと。
いつもこれができるわけではない。
それができることは本当にありがたい。
そんな今を大切にしたい。
そんなことを思うのでした。