副業で歩き始めて走り出すまでNo70
アカデミー賞をとったノマドランドを映画館で見た。
率直に、私には、受け入れ難いなぁと感じていた。
なんといっても、寂しい。それが一番思ったことだった。
年金額が満足にもらえないから、車で旅しながら、各地でアルバイト・バイトを繰り返しながら、そしてそこで出会う仲間も車生活。
コロナでキャンピングカーが流行っているとテレビで見たことがある。
それでも、たまに出かけていくことがいいのであって、キャンピングカーで生活する人の生活をみて、決して憧れるとか、やってみたいという感想にはならなかった。
本当にしたいことをする生活をしたいと思う背景には、辛いことや苦しいこが存在する。このまま、今の人生を生きていていいのか、本当にしたいことはなんだろう?それを求めて、旅に出る人もいるのかも。
主人公の女性が、なんとも言えず、孤独感を表現しているのが、すごく印象的だった。
この映画を見て、私は、もっと人に囲まれた生活をしたい。
年金が早くもらえるかもしれない年齢に達する頃には、そんな生活からは、自分を解放してあげたい。
それを強く感じさせてくれる映画だった。
だからこそ、今自分に自分で稼ぐ力をつけたい。
なんとなく稼げたら、とか
稼げたら、いいなという気持ちはこの映画で吹っ飛んだ。
もう稼ぐ!
何としても、今体力もやる気もある今だからこそ、
稼ぐ!!
そんな誓いにもなった。
前にアカデミー賞とった半地下で暮らす家族を描いた韓国映画があったが、どことなく、アカデミー賞は社会風刺が入った作品、世の中を映すものを教えてくれている気がする。
私は、この映画の主人公よりは、旅は少なくてもいい。年に数回いければいい。それでも、人とのつながり、大切な人とのつながりを大事にしつつ、その人たちとの思い出を作り上げていけるそんな時間をもてる自分になりたいと思ったのでした。
何か感じることができる映画です。GWに一度見てみて、どう生きたいかを考えてみるには、いいきっかけになると思いますよ。