アレスト愛唱歌クラブ
3月の曲目
♪春の唄
「ら〜ら〜ら〜」とややゆったりと、しかし背後に勢いを背負った3つの音で始まり、すぐに軽快なリズムで春の訪れを歌っていく楽しい歌です。
♪蛍の光
この曲の解析は下の記事にありますので、良ければお読みください。
♪ローレライ
明治の女声唱歌。ライン河畔の岩上にいたという妖女の伝説を歌った歌です。
訳詞は「野中の薔薇」「菩提樹」など数多くの外国曲を訳した近藤朔風(こんどうさくふう)によるものです。
この訳詞で歌うと高く上がっていく音型に開い母音「あ」を使っていて、声にとってはぴったりで気持ち良く歌えます。
♪禁じられた遊び
この曲は映画の中で、ナルシソ・イエペスによって演奏されたそうですが、やはり弦楽器による歌は、息つぎがしにくかったり、やたら音が跳躍するなどの難があったりします。
この曲も息つぎの隙間が与えられていないので、フレーズの終わりを少しテンポを緩めて優しく歌うことで隙間を作ると息つぎができると同時に、それが自然な抑揚となります。