謎の使命感でイタリアの寿司食べた
一昨日、ホストシスターに寿司レストランに連れて行ってもらった。
17年間日本で生きてきた私としては｢寿司レストラン｣という単語に若干の矛盾を感じつつ、食べてきましたよイタリアの寿司を。
日本で寿司食べるってなると私はわさびを大量につけて刺身の味を消しながら食べてたのに、わざわざ異国の地で別に好きでもない寿司を食べるって変な話だよね。自分の国の食べ物だからってだけで寿司が自分の子供みたいに思えてくるし、イタリアの寿司を私がジャッチしてやるぜという謎の審査員人格が生まれた。全然寿司好きなわけじゃないんだけど。
日本人としての誇りとかそういうの私無いですけど…って思ってたけど、こういうところで自国愛がチラッと顔出してくるのかも。自己紹介した時に｢日本人です｣っていうと相手が｢日本！素敵！｣って言ってくれることが多くて凄く嬉しい。
寿司レストランだけど、寿司だけじゃなくて日本食全般を扱っているらしい。ということで味噌汁を頼んでみた。
レンゲ？的なものが添えられた味噌汁がきた。味噌汁ってレンゲ使うっけ…使わない気がするけどな…と思いながら、飲んだ。
美味い……………………………………………。
美味かった。久々に飲む味噌のしょっぱさが染みる。素晴らしい食べ物だな味噌汁は。こんな美味いもんを生み出してくれてありがとう日本人。
その後はどんどん頼んでたものが来たから全部写真撮ってる暇が無かったんだけど、本来の目的の寿司をついに食べた。
いや〜〜〜〜〜、普通に美味いね。
思ってたよりもちゃんと美味しい寿司だった。先述の通り、私は普段わさびで寿司の味を打ち消しながら寿司を食べてるので実際のところどうなのかという確証は無いが、スシローとかで回ってきても全然差し支えないしそれより美味いくらいだったと思う。久々に食べた故のバフも若干あるかな。でも美味かった。
Shake onigiriも食べた。
中にサーモンと大量のクリームチーズが入ってたのが個人的にウケました。おにぎりにクリームチーズは盲点すぎる。これも案外美味しかった。
あとなんでこんなにノリの面積ちいちゃいの？？？ふんどしみたいなノリ…。
そして唯一マズかったのがコイツ。
魚？を揚げた天ぷらみたいなのの上にクリームチーズとイチゴをのせるというシェフもきっと3日酔いで考えたであろうラインナップ。
下の魚がちょっと魚特有の臭みを出しつつ、そこにクリームチーズのネトッとした甘みといちごの甘みが合わさって絶妙なバランス。(不味い)(でもホストシスターは美味いって言ってたので単純に好みかもしれない)
なんて形容したらいいのか分からない不味さなんだけど、確実にクリームチーズがその節を加速させていましたね。クリームチーズ好きすぎだってイタリア人。
個人的な衝撃は、一緒に行ったイタリア人の人たちみんな箸使うのめっちゃ上手。寿司食べる時はわざわざ箸を使ってくれていて、日本文化へのリスペクトを感じて嬉しくなった。
ただ、イタリア人が経営してるカフェとかは定員さんが笑顔みんなで働いてるのに、このレストランは定員さんがほぼ中国人でみんな真顔で接客態度も悪くて、なんか闇を感じた。
日本人だから行っといた方がオモロいかな…って思って寿司食べに行ったけど、普通に美味しい食事をして帰ってきました。よかった。
これをストーリーにあげたら次の日にクラスメイトが｢ストーリー見たよ！寿司食べに行ったんだ！｣って声掛けてくれてめっちゃ嬉しかった。