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ドラマ『silent』#2

こんにちは!ご無沙汰しております!
@micchannel(あっとまーく・みっちゃんねる)です!

ここ最近、予定が立て込んでいたため、
なかなか更新ができませんでした。申し訳ございません。
もう少し、予定管理をきちんとしていかないとダメですね😭
(どなたかお勧めのスケジュール管理方法があれば教えてください!)


話を戻しまして・・・
今回の投稿はドラマ『silent』第二話の鑑賞記録です。
今回もまた名場面・名シーンが数多く生まれました!!

第一話の感想は以下のリンクから見れますので、
ご覧になったことない方は、ぜひ見てみてください!!


念のため基本情報を振り返っておきますと・・・
ドラマ『silent』は、フジテレビ系で木曜日夜10時から放送されている作品で、川口春奈さんが主人公の青羽紬を、目黒連さん(SnowMan)が主人公の元恋人・佐倉想を演じています。

8年前に突然別れた恋人と再会を果たす二人ですが、想は
若年発症型両側性感音難聴を患っており、以前の様に会話ができないながらも、愛を紡いでいくというお話です。
(ざっくりとまとめました。詳細は上記の記事から見れます!)


先週、放送された第二話は簡潔に言うと、
紬(川口春奈)がずっと泣きっぱなしの回です。
私が印象的だった”涙”(作品として重要な意味をもたらす涙)は
三回あり、それらの”意味”は全て異なります。
(深読みしすぎかもしれませんが・・・)

そんな”涙”を中心に第二話の感想と今後の展開の推測を
していきたいと思います!!

注意:以下、ネタバレ含みます!!!

まず一つ目の涙は《虚無感の中に流れる涙》です。
第二話の頭では、想が聾者になってしまったことを紬が知った後のシーンから話が展開されていきます。
紬は悲しみとショックのあまり泣き崩れ、
現在の恋人である戸川湊斗(鈴鹿央士)からの電話では思わず無言になってしまうほど、沈んでしまいます。

この紬の喪失感というか、やる気がそがれてしまう感じというか、
何も分からないけどとにかく悲しい、と言った感情を、川口春奈さんは
本当に上手に演じられていました。
ショックと悲しさのあまり思わず流れてしまった涙、
擬音語でわかりやすくいうと、ツーッ。という感じです。
不謹慎かもしれませんが頬を綺麗に伝う涙でした。


二つ目の涙は《追憶の涙》です。
かっこよく言いましたが、(笑)
詳しくは紬が親友の前でのみ見せた本当の涙です。

紬は基本的にお調子者というか、
”実は繊細であるにも関わらず、人前で明るく振る舞っているタイプ”です。
そのため、親友の横井真子(藤間爽子)にも暗くならないように想が耳が聞こえないという現状を伝えます。

紬「あんまよくないよねこういうの勝手に人に話すのね。」  
  紬、目を伏せる。真子「飲みな。冷めるから。」  
  真子、コーヒーをそっと差し出す。
真子「笑わなくていいから。」  
  紬、コーヒーを手に取り口を付けながら涙を流す。

『silent』第二話 紬と真子の会話部分より 一部抜粋


シーンを勝手に文字起こししてみましたが、
きっとこんな感じだと思います。(ト書きは推測です。)

真子は紬が本当は泣きたいというのを分かった上で、
涙を流せる環境を提供します。

その合図がコーヒーを差し出すことなのではないかと思います。

私の前では笑うな、安心して泣け。と言った
真子からのメッセージとも取れる行動からは、親友の絆が伺えます。
浅はかではありますが、私も真子の様な女性でありたいと思いました。


三つ目の涙は《思いが溢れる涙》です。
想の本当の想いに紬が触れ、その優しさ・温かさに
思わずしゃくりあげてしまうほど紬が号泣する
場面の涙です。

劇中では後半部分で、
紬が頑張って覚えた手話を想に披露するシーンが描かれています。
多少の会話は手話で伝えることができても、難しい表現はできず、
途中からは音声を文字化するアプリで会話をすることになります。

ここで、二人が別れた本当の理由が明かされるのですが、
その時の涙があまりにも美しく、そして紬の想いと想の想いが本当の意味で
浄化された瞬間である
と感じ、私は感動しました。

想が紬に「好きな人がいる。」と言う言葉を
紬に送ったことで、紬がフラれた形で別れてしまうのですが、
その意味の持たせ方、台詞の秀逸さにまた痺れました。

この想が放った「好きな人」は紬のことで、
想は紬が好きであるが、悲しませたくないから別れる
という手段を選びます。

しかし当の紬は自分の他に好きな人ができたのだと思い、
(第一話では私も同じことを思っていました。)
別れを受け入れます。
その後はどうやって立ち直ったのか、具体的なことは書かれていませんでしたが、相当辛かったと思います。

私は紬が想のために手話を覚えたということが、本当の意味で
紬が前へ進めたことを意味しているのだ
と思いました。

これまでは未練タラタラ的な、愛情と懐古と感謝の気持ちが織り交ざって
頑張って思い出に蓋をしたような、
前に進むために無理やり綺麗な思い出に昇華する・・・
そんな感覚でしたが、
手話というツールを覚え、自由に会話ができるようになったことで
二人の仲が生き生きと描かれます!

相変わらず紬と想のもどかしい距離感を綺麗に描いていましたが、
少しずつ、本当に僅かですが、私は危険を感じました。

ラストのシーンで、紬と想がそれぞれの家に帰宅しようとした時、
紬のスマホに湊斗からの電話が入ります。
何の気なしに電話に出た紬ですが、
紬が想と二人でいる所をたまたま見てしまった湊斗は驚きのあまり、
電話口で無言になってしまいます。


・・・なんだか、嫌な予感がしてきました。

どうか、どうかお願いだから、ドロドロの恋愛にもっていかないで欲しいと思います。
あくまで初恋の綺麗なままで、このままの儚さと水彩絵の具で描いたかのような淡い淡い話のままで物語を展開して欲しいと思います。

最後はきっと想と紬が再び結ばれると思いますが、(あくまでも個人的な意見です。)どうか、誰も恨んだり裏切ったりと言った汚い感情を抱くことなく、ハッピーエンドで収束していただきたいと思っています。

4か5話ぐらいで想の母・律子(篠原涼子)か、想の姉・華(石川恋)が紬に対し、想を諦めて欲しい的なことを言うと思います。
この展開絶対あります。


でも、だとしても、
想の妹・萌(桜田ひより)だけは想の本当の気持ちに肯定派でいて欲しい。
病気だから・・・と暗く、蓋をするように生きている母を
解放してあげて欲しい。
と思います。


ここまで描いてくださっていたら、
私は脚本家の生方さんに一筆啓上差し上げる所存です。(笑)


脚本家の端くれとして今後の展開を見守りたいと思います。
今回も長ったらしい感想にお付き合いいただき、ありがとうございました!
次回はもう少し余裕を持ってかけるよう頑張ります・・・

他の作品の所感も執筆しています。
下のリンクから見れますので、
お時間がある方、暇を持て余している方は、ぜひ見てください!!


今回もありがとうございました!
それでは!!


@micchannel(あっとまーく・みっちゃんねる) でした!!

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