3兄弟の子育て
わたしは現在、男の子3人の母親です。
長男の出産の前に、大手全国チェーン英語教室を辞めました。
産休ですか?
いやいや~
レッスンを終えたら10時になる仕事なんて、、そう思ったのです。
初めての子育て。
それまでもたくさんの子どもたちと接してきましたが、言うまでもなく我が子は全く別の心持ちでしたね。
24時間一緒に居て、100%わたしを必要としている小さな生まれたての人間が、
自分のこぶしをもの珍しそうに見つめていて、やがてどうやらコレは自分の体の一部らしいことに気づいたり、
ガラガラの音に耳をすましていて、ようやく、自分の後ろにも世界が広がっていることに気づいたり、
ぎゃんぎゃん泣いていても、お母さんの声がわかって安心したり、
そんな小さな成長の様子をじっくりゆっくり観察できたことが、かけがえのない経験です。
長男は、聡明で、子どもらしく、子育ての楽しさを教えてくれました。
小さいころは大体、親の思惑通りに育ちました。
小5になった今はそうもいかないし、「親の思惑通り」が決して良いことばかりではないことも、今となってはわかります。
対して次男は、子育ての難しさを教えてくれています。(進行形!)
長男の時と同じようにはいかないったらま~ぁ
わがまま、ぶきっちょ、超マイペース、注意欠陥、グレーゾーンです・・・
でも優しく、感受性豊かでおもしろい子です。
次男のおかげで、子育てをなめずにすんだ、って思ってます。
例えば乱暴な言葉の裏や、心の奥底には、言葉にできない感情が必ずある。
言葉にできなくて、
あるいは本当はやりたいことがなぜだかできなくて混乱する。
大人から見ると、ただボーっとしているように見えるときも、
実は遥かミクロの世界に入り込んでいたり、壮大な宇宙に思いを馳せていたりする。
勉強ができるとか運動が得意とか、そんな単純なことにカテゴライズされない才能が、どんな子にもある。
そんなことを、わたしは、
次男大先生から教わりました。
そのおかげでしょうかね。
三男は手放しでかわいいというか・・・笑
穏やかに子育てしています。
愛され上手な末っ子のできあがり。
って、どっかで聞いたことある話・・・?