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朗読|古事記

スズメが減っている

昨日、ショッキングなニュースがありました。スズメが減っているという話は以前から見かけていましたが、その減り方が絶滅危惧種並みだというのです。

里山などの鳥類 スズメなど16種が“絶滅危惧種”相当の減少

全国の里山などに生息する鳥類のうち、スズメなど16種の個体数が絶滅危惧種の基準に相当するペースで急速に減少していることが環境省と日本自然保護協会の調査で分かりました。
環境省は2003年度から住民や研究者と協力して、全国およそ1000か所で生態系の変化を調査しています。

このうち里山やその周辺の生態系について2022年度までのデータを分析したところ、106種の鳥類のうち16種の個体数が環境省のレッドリストで絶滅危惧種の基準に相当する年3.5%以上のペースで減少していることが分かったということです。

具体的には、スズメが1年あたり3.6%減少していたほか、セグロセキレイが8.6%減っていたということです。

環境省によりますと、温暖化によって生息に適した地域が減少したり、里山やその周辺の管理が行われず環境が変化したりしたことが影響しているとみられるということです。

里山などの鳥類 スズメなど16種が“絶滅危惧種”相当の減少 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241006/k10014602081000.html



スズメ昔話や、源氏物語古事記にも登場する日本とは縁の深い小鳥です。
可愛くも逞しい姿はありふれた存在としていつも身近にあったのに、いつのまにか急速にその数を減らしていました。

古来の、スズメと日本人の関係に想いを馳せながら、古事記のスズメが登場するシーンを朗読してみました。
スズメ以外にも、キジ、カワガリ、サギ、カワセミが出てきます。


テキスト:岩波文庫「古事記」

読み方が不明なものは、三羽 烏さんのマガジン「古事記百景」の総ルビ原文を参考にさせていただきました。
三羽さん、ありがとうございます。

三羽  烏さんの「古事記百景」マガジン  ↓


今回の朗読箇所の記事  ↓


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