海が見たい
海が見たい
あの夜
キミは
ささやき混じりに
つぶやいた
湘南七里ヶ浜
水平線に浮かぶ光の帯が眩しくて
目を細めて眺めるキミの
その小さな背をかすめて香る
甘く淡いキミの香り
そのキミの
香りが消えて
もう三年
気がつけば
ボクは今日も
誰かの背に
キミの香りを探している
海が見たい
ささやき混じりの声が
湘南の風にかき消されてゆく
海が見たい
あの夜
キミは
ささやき混じりに
つぶやいた
湘南七里ヶ浜
水平線に浮かぶ光の帯が眩しくて
目を細めて眺めるキミの
その小さな背をかすめて香る
甘く淡いキミの香り
そのキミの
香りが消えて
もう三年
気がつけば
ボクは今日も
誰かの背に
キミの香りを探している
海が見たい
ささやき混じりの声が
湘南の風にかき消されてゆく