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短い言葉(フォトエッセイ集)

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短い言葉で綴ったフォトエッセイ集
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#詩画集

十四と百八十五の夜

朧月(おぼろづき) 幼き雛(ひな)の足下に そっと寄り添う 影法師

優しかったあの人を思い出しました

窓の外が何やら賑やかな色合いでしたので、 つま先を立てて覗きこんでみましたら、 もうすっかり真っ赤に染まり終えました空と、 地平線のあちら側に帰りかけている黄金の太陽と、 頭を何度も下げながら暫しの別れを惜しむ草や花たちが、 まるで最期のお別れのように互いに手を振りあっておりまして そうしたお終いのような風景を 夜の迎い星たちがこぞって集まり 濃い青色の空の そのとっても高いてっぺんから見下ろしておりました 僕は、優しかったあの人を思い出しました (フォトエッセイ集

きっとずっと。

100回季節が巡っても きっとずっと変わらない