二子山部屋YouTubeが熱い
今一番熱いYouTubeチャンネルをご存知だろうか。そう、相撲の二子山部屋チャンネルだ。
今急成長中のYouTubeチャンネルで、この一ヶ月で登録者数を倍以上増やし、現在では11万人を突破した銀盾ユーチューバーである。
現 二子山部屋は元 雅山関(現 二子山親方)が2018年に創設した相撲部屋で葛飾区柴又に部屋を構えている。二子山親方といえば猫好き親方でも知られており、動物系番組に出演していることで見たことがある人も多いのではないかと思う。
現在は前頭の狼雅を筆頭に、10代〜20代前半の14人の力士たちが汗を流して頑張っている。
ここまで書いといて大変恐縮だが、僕は今まで相撲自体を殆ど見たことなかった。子供の頃、NHKで子供番組を見たかったのに大相撲中継で番組が潰れてグヌヌとなって以来、相撲には接点がなかった。
僕が好きな作家の能町みね子さんがオールナイトニッポンで頻繁に相撲について語っており(相撲ガール教習所というコーナーがあった)、楽しく聞いていたが相撲自体に興味を持つことはなかった。
そんな僕だが、約2ヶ月ほど前から相撲が気になって気になってしょうがない。その原因がこの二子山部屋チャンネルというわけだ。
二子山部屋チャンネルの何がいいのか。
まずサムネの破壊力がエグい。
こんなプリティで興味を唆られるサムネが未だ嘗てあっただろうか、いや無い(反語)。
お相撲さんがモリモリ食べているだけで可愛いのに、寝姿、プールで楽しむ姿、DJでスクラッチを決める姿なんて、見ないわけにはいかんだろう。
そして当然サムネだけではなく内容も面白い。
朝の寝起きの可愛い力士から、本当にハードな稽古、若手に力士によるちゃんこ番、みんなでモリモリ食べる姿、どこをとっても面白すぎるのだ。
普段は絶対に見ることができない相撲部屋の内側を余すことなく見せてくれている。
そして、二子山部屋チャンネルを見て知った相撲の知識もたくさんある。
①相撲は番付けの世界であり、番付けが上がることで自由度が増していく。
番付けとは場所の勝ち負けに応じて変動する力士のランクで、勝つことで序ノ口→2段目→3段目→幕下→十両→幕内(前頭→小結→関脇→大関→横綱)と昇進していく。十両以上になると『関取』と呼ばれ、真の意味でプロの力士として扱われる。このランクまで行くと大きな報酬と自由を得ることができる。
一方で幕下以下は力士養成員と呼ばれ、格段に待遇が下がる。住居は関取が個室であるのに対し、力士養成員は10人近い大部屋で暮らさないといけない。
食事を食べる順番も番付け順で、下位の力士は親方の許可が得るまで上位の力士が食べているのを待たないといけない。こういったところでハングリー精神を養うのだ。
②ちゃんこは力士たちで作る
ちゃんこは稽古が終わったあと、力士たちで作る。いわゆるちゃんこ番は関取になると免除されるため、幕下以下の仕事となる。
3人程度で班を組み相当量の料理を作っていく姿はまさに圧巻。
③力士のご飯は昼・夜・夜
力士は朝ご飯は基本食べない。なぜなら朝イチからハードな稽古があるからだ。朝の稽古が終わった後、お昼のちゃんこからご飯のスタートになる。
そして夜は2回食べる。夜(1回目)は部屋でちゃんこを食べるのだが、夜(2回目)は自分たちで出かけて思い思いに好きなご飯を食べる。
夜(1回目)で3.5kg近く食べるのにも関わらず、その後お腹が空いて夜(2回目)を食べちゃうのだ。
それなのに次の日に体重を計るとまるっと減っていたりする。それだけ稽古がハードということで、飯をモリモリ食べて体重をキープするのも仕事の一つということなのだ。
若い力士たちは収入も少ないが、昼と夜(1回目)のご飯は相撲部屋でちゃんこを食べるので、こんなに食べてもなんとか暮らしていけるらしい。
④力士ってめっちゃかわいい
力士は体もデカくて厳つい印象があるが、多くは20歳前後の若者たちだ。時折見せるまだまだ子供っぽい姿や、口にご飯を頬張って『美味しいです!』という姿はなんとも愛くるしい。
だんだんカメラにも慣れてきて、サービスショットも増えてきているのでぜひとも見てほしい。
まだまだ語り足りないが、今日はこのくらいにしておこうと思う。次回は気が向いたら二子山部屋の力士紹介でもしていきたいと思います!
よろしくお願いいたします!
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