
妊娠までにしておいてよかったこと
前回の記事で、妊娠が判定したことをお伝えしましたが、
それまでにやってみてよかったことを。
全てが必ずつながっているとは言い切れませんが、やっておいてよかったなーと思うメモ程度に。
こまちの先輩に話を聞く
これが一番ためになったし、モチベーションがぐっとあがりました。
年齢も近しく、同じくイギリスで不妊治療をしている方から色々とお話を伺う機会を頂きました。
彼女からは、
専門用語がたくさん出てくるので、日本語英語どちらも調べてまとめておく!
(ものすごいメモ帳を見せてもらいました。私はそこまでできなかったので、スマホのメモ機能でまとめておく程度。。)治療中、特に毎日の自己注射は夫婦で協力するとよい!
2022年4月から日本で開始された不妊治療の保険適応にあたる保障などを会社の方でお願いできないか聞いてもらう。
などなど、これから始めるのにためになること、心構えなどたくさんいいことを教えてもらいました。
何より、近所で同じように頑張っている戦友がいる!と思えて話ができるだけでも私にとってはすごく支えになりました。
なんでも調べればわかるこのご時世ですが、やはり妊活は日本人とってはまだまだとてもセンシティブな話題で、オープンに話す人はそもそも少ないのでネットでも情報が少なく、さらにイギリスで治療となるとその母数も限られてくるため、彼女の存在は甚大でした。
鍼灸・鍼治療
インドネシア出身で、長年イギリスで日式の鍼灸・鍼のクリニックをやっている友人のところへ通いました。
これだけで完全に授かれる!と信じていくよりも、基本的に心身を整え体質改善を目的として。
もちろん、こまち中であるということは前提で話しておきました。
この方の治療が、まあマジックハンドで!
長年サラリーマン時代で酷使しまくって凝り固まった肩こりなどが、少しの治療でみるみるうちにほぐれていくのがよくわかりました。
(※個人の感想ですww)
勧められていた通り、できるだけ週1から隔週くらいで通うようにしました。
全身が喜んでいるのがわかったので、通うのは楽しかったです。
主人も、私の頻度ほどではなかったですが、何度か通いました。
治療一回: £50
漢方
鍼の先生に紹介してもらい、漢方を処方して飲むようになりました。
この方も鍼灸・鍼の施術もしていましたが、基本的には前述の先生に診てもらっていたので、漢方の方はカウンセリングをしてもらって、処方という流れに。
ただ、前述の先生が長期不在の時などは、鍼もやってもらいました。
漢方は、まぁ苦い!まずい!辛い!
毎日朝晩飲まないといけないのですが、特に慣れるまでの初期は苦行でしたね。。
よく言われる、身体がぽかぽかする、などの実感は正直ありませんでしたが、それでも身体に効いているはず!と信じて続けました。
(そして体質改善には同じく効果があったと信じています。個人の感想です。)
体質は1か月で変化すると言われるのもあってか、月1で通いました。
処方も1か月分で出してくれます。
処方一回: £110 (コンサルフィー含む)
妊活サプリ(Pregnacareなど)
以前、アイテム紹介でも挙げましたが、イギリスではこまち中にサプリを飲むのは結構当たり前なこと。
この時は、ドラッグストアのオリジナルブランドを飲んでいると紹介しましたが、不妊治療クリニックでも、必ずと言っていいほど葉酸はちゃんと摂っているか?サプリは何を飲んでいる?と聞かれます。
一番メジャーなPregnacareと答えたら間違いない!と聞いたので、それ以降私も無難にPregnacareにスイッチしました。
自分自身飲み続けるのは結構問題なくいけるのですが、なにせfor himつまり主人にも協力してもらって毎日飲んでもらうのがなかなか。。
どうしてもうっかり飲み損ねているらしく、for herばかりが減っていく。。
そんな時は、for him & herではなく、for herだけのものを買って帳尻を合わせるようにしていました。
このサプリもクセがあってなかなか飲み始めは辛かったですが、漢方を飲み始めてからは楽勝に感じました(笑)
定価: 約£20 ※ただし、ドラッグストアでまとめ買いするともっと安かったりします。
子宮内腹腔ポリープ切除手術
あとから振り返ると、すべての原因はここにあったのでは!?と思うほどで、もしかするとこれさえやっておけば自然妊娠もできたのかな?なんてふと思うこともしばしばですが、それはあくまで結果論。
不妊治療をしていなかったらポリープは見つからなかったわけだし。
手術の様子は、この記事の後半から↓
ここでも記述しましたが、日本での不妊治療では切除必須ではなく、ポリープがあっても胚移植をすることも多いそうです。
ドクターの判断であればその通りかもしれませんが、私個人としては、もしポリープがあるのがわかって、手術をしようか悩んでいる人がいたら、手術することをおススメすると思います。
あとは、
できるだけ湯船につかる(ただ、イギリスだとできる家は限られます。。)
早く寝る
身体を冷やすもの(ビール、アイスなど)や辛いものは極力控える
などとありましたが、特に最後のものはすべて私が好きなものばかりなので^^; ストレスをためない程度に、くらいでした。
!!おススメしないこと!!
私が体験して、失敗したなーと思ったこと。
それは、自称「妊活アドバイザー」と名乗る人のカウンセリングなどを受けることです。
もちろん実績があったり信頼のおける人も中にはいると思います。
私はロンドンで紹介された自称「妊活アドバイザー」の方と連絡を取り、あれよあれよと彼女のビジネスに巻き込まれていました。
彼女のクリニック(風)がかなり近所だったこともあるし、信頼のおいている知人からの紹介でもあったので、そこまで乗り気ではなかったものの、断りづらくなり一回だけならいいかと会いに行くことに。
結論から言うと、、
身になる情報が全く得られなかった。。
むしろ、嫌な気持ちになることが多かった。
と後悔しました。
行くと決めたのは私自身なので、もちろんその人のことを責めることはできません。
情報を得られなかったというのは、一般的な妊活の知識の話しかされなかった。(私はイギリスでの妊活の情報を知りたかったし、事前にそのことも伝えていました。)
最初に挙げた先輩からのお話の方が数百倍ためになりました。
嫌な気持ちになるというのは、
主人と話しあって二人で決めた、排卵チェッカーを使用することの全否定。さらにはそのことをSNSで晒される。。
30代の時に月経困難症と診断され、医師から処方の指示を受けて飲んでいた低用量ピルの全否定。
(※私はAMHの数値が年齢よりも良かったのは、計算上ピルを飲んでいた期間分であったため、飲んでいてよかったと思っています。)
などなど。。
そして全身デトックスマッサージ?みたいな施術も受けることになったのですが、全然効果を感じることができず。。
鍼灸・鍼の方がよっぽど効いていることが実感できました。
できるだけ多くの不妊で悩む人の力になりたい!という彼女のパッションはすごいなぁと感心するばかりですし、そこは否定はできません。
しかし、正直にいうと個人的にはおススメはできないです。。
その分の時間とお金と心は、前述のものに費やすことをおススメします。
1回: 初回お試し価格£85 ※その次からは倍の£170
子を迎えるには、これ!といった決まりなどはないと思います。
よく言われる通り、気負いすぎてガチガチになるよりは、リラックスしてのんびりパートナーとの時間を楽しむ、これが一番かもしれません。
ただ、やってみてよかったこと、おススメしないことなど少しでも参考になればと;)