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ギターソロは、いりません。

5/14。どうも、CANDY MANです。

GWも終わり、雨もよく降るようになって。梅雨がもう始まったかと思ったけど、早く終わってくれれば、その分夏は早く来るか。

さて、最近世の中を騒がしたこんな話題が。

音楽業界の人によると「最近の若い人たちはギターソロをスキップする」らしい。

本当か?と疑いたくなる。ギターソロが来たらウキウキしてスキップしちゃう(跳ねちゃう)の間違いでは?

ということで今日のテーマは「ギターソロは、いりません」だ。

ことの発端になっているツイートや記事は各自確認してください。もちろん、呟いたり記事を書いた方を貶めるつもりは毛頭ないので悪しからず。

まず、「ギターソロ」についてつぶやいている内容を調べてみると、「ギターソロ長くて飛ばすわ」とか、「ギターソロ要らなくね?」みたいなツイートは見かけず、本当に若い人がギターソロをスキップしている傾向になっているかどうかはわからない。大体ミュージシャンの方々とMusic Loversが怒ってるくらいだ。

例えば全国の中学・高校・大学で統計を取ってみました、ならある程度信憑性がある。数字は根拠の一つになりうる。

ただ話題に挙がる言葉はどれも具体性が欠けている。

「音楽関係者」とか「最近の若者は」という不確定なワードを使う人が現れた場合、話半分に聞こうという心構えのほうがいい。おそらく「最近の若者」は「親戚の子供一人」くらいだろう。また、そういう言葉を投げかけられたら「音楽関係者って誰ですか?」と聞いてみるといい。

悲しきかな、「最近の若い人たちは〜」という言葉から始まる「若者」という不明瞭かつ叩きやすい対象を貶めるイベントが定期的に行われる。「共通の敵」がいると一致団結しやすい。

若者よ、もっと怒れ。俺はギターソロ聞くぞと。

そもそも「最近の若者は音楽を聞かない」とか言っておいて、音楽を聞くようになれば今度は「配信は邪道、アナログで聞くのが一番」だの、挙句の果てには「最近の若者はギターソロを飛ばす」と荒唐無稽な嘆きをぶつけられるんだから大変。

あまりに可哀想だ。もう無理に音楽聞かなくていいよ、と慰めたくなる。

音楽というその時代の若者たちが作り上げた文化が、誰かが作った見えない敵に壊されていく

そういう人のためにギターソロがあるんじゃない。そういう人のためにギターソロを弾いているのではないのだ。

だから、こんなくだらないことで貶められるくらいなら、

ギターソロは、いりません。

そしてこんなアンケート結果が最近出てました。


以上

今日の一曲 Porno Graffitti「敵はどこだ?」

自分にとっての正義は、どこにあるのでしょうか。

見えない敵を自ら生み出して戦うことは、非常に心にくるものです。


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