「幸せに働く人を増やす方法」という動画を見てみた。
毎週月曜日は僕のお手伝いしてる、人材総合サービス、株式会社Mateに関わる事、、ひいては"働く事"にまつわる発信をしております。
外部広報のような形でしてイチイチ会社の許可をとったりしてない、いつものnoteと変わらぬテンションですので会社そのものの本意とは違う時もある、、かもな超超個人的な発信ですので、そこはご了承ください。
(前回までの人材お仕事関連のnoteはこちら)
幸せに働けたら労働の価値あがるよね
というわけで、面白そうなテーマを
僕の大好きなコンテンツ「新R25」さんが主催で、僕が2018年ごろに影響を受けた"西野亮廣"さんと僕の事業を持ち直させるアイデアを過去にくれた"けんすう"さんが語ってるってんで、そのYouTube動画を見ました。
いつもはバシッとパワーとテクニックとスピードで答えを導き出せてしまう御二方ですが、幸せ✖️働くというフワッとした、それでいて難しさが滲み出るテーマに四苦八苦しながらもとても興味深く面白い内容だったので、僕のくだらん解釈はいらねぇ!!って人は動画だけ是非楽しんでみてください。
くだらん解釈や感想にお付き合いいただける方はこのまま読み進めてくださいな。
「幸せに働く」の定義
幸せに働くってなんぞや?がまず定まってないと議論にならないってんで、まずは御二方の見解を。
するとどうやら
「やり甲斐、快感、ストレスフリー」
の3本の軸がありそうだなと。
西野亮廣さんはどうやら「快感」という軸に幸せを多く感じるそうです。
仕事が楽しい!と言う事に幸せを感じるってことですね。
他の二つを説明すると「やり甲斐」というのは社会性がある働き、使命感、必要とされることなどに幸せを感じるといったところでしょうか。承認欲求を満たすとかもこの項目だと思います。
「ストレスフリー」が一番わかりやすいかもですね。やりがい、楽しい!よりも辛い苦しい!がない方が良い。
ぶっちぎりで僕はこれです。
THE!おもんないやつ!!の代表です。
ただ多くはゼロか100かで存在してなくてバランスを各々持ってる。例えば、、
"やり甲斐30 快楽30 ストレスフリー40"
満遍なく大事だけど、強いて言えばしんどくない方が良いかなー的な人とか。
僕は10.10.80って感じですw
なのでほとんど仕事してません←
逆に幸せじゃない労働とは?
という問いに西野さんは25歳ぐらいのころのテレビ芸人時代の終わり頃をあげてました。そこがなぜ幸せでなかったか?というと、"このまま働いた先に自分の望む希望が存在しなかったから"だと言います。
ここで一つのキーワード「希望」がでてきます。望みは人それぞれ、やり甲斐が欲しい!とか楽しみたい!といやいやラクしたい!とか、、その望みにこのまま働いてて辿り着けるのか?という希望の有無が幸せな労働に繋がるのでは?という考えです。
なかなか納得感高いですよね。
つまり"幸せに働く"とは希望のある働き。と仮定できそうです。
「お金や地位」と「幸せな働き」との相関性
けんすうさんは初手で、「目的がある人には重要だが、一般生活には関係ない」と切り込みました。
"消費の快楽は続かない"という人間心理のデータからですね。
キャバクラやホストに稼ぎをぶっこむ人に幸せな人が少なそうなのをイメージしてもらえればわかるかなと、、
過食とか贅沢病とかもそうすね。
西野さん的には、昭和の本音として
「偉くなった方がいい」と答えてました。仕事がコントロールできるからですね。
これは「楽しい!」を働く幸せとする人はそうだと思います。
偉くなると仕事を与えられる側から作る側にまわれますもんね。
それに対してけんすうさんのエピソードで面白かったのが「リクルートは新卒から仕事は作るか奪うかしかない。」
ということで地位がなくても仕事をコントロールできる(作れる)環境もある。
結局社会は頑張る人しか活躍できないし、頑張ったから活躍できる保障もない。
救いが無くて辛いのが世の中。
「いつからでも挑戦するできる」を終わらせたい。無責任だと西野さんは続けます。
なんともドンヨリとした感じになっていくのですが(笑)
僕は「救い」など求めるから辛くなると思っていて、「救い」こそ自分で作るものではないか?と思うんですよね。
だからこそ今の時代すごいスピードで多種多様なスピリチュアルが流行ってます。
これもめちゃめちゃ良し悪しだなぁと感じていて、救いを作る!までは良いけど、それを正しいものとして広める!はなかなか無理があるんじゃないかな、、と。それで救われるか救われないかもその人次第でしかないので。
世の中はどう転ぼうとどうにもならない!(良くはならない!)
ということを念頭にしておくべきだと僕は思ってる。
これが「絶望をenjoy」という僕の理念。
ある種、絶望の中に希望を見出すということ。
経営と社員の幸せ
トップとして従業員の幸せについて考えるのか?という、答えが決まってそうなテーマですが(笑)
当然考えてはいる。と
西野さんにしろ、けんすうさんにしろ、戦場が最初からある程度優秀な人でないと使えない、戦えない場所なんですね。
そんな場所は自然と働く人の幸せを考えることがデフォルトでないと人なんて集まらない。給与だけで働きには来ないんですね。
じゃあ具体的にどういう風に接しているのか?とりくんでるのか?
けんすうさんは「1つの世界に入り込ませない」という答え。
具体的には復業を勧めたり、課外体験を勧めたり、一つの環境だけで完結させて認知バイアスを強めない。
認知を偏らせないだけで幸福度はあがる。
というビジネスとうか人生レベルでの幸せに向き合ってる印象でした。
西野さんは「勝ち癖をつけさせてあげる、調子にのらせてあげる」という環境。成功体験をつませるという感じでしょうか。
さらにけんすうさんの話が面白くて、リクルート時代はインターネットなんてそんなに誰もやってなかったので、アドバイスがもらえない、アドバイスされない環境だったといいます。
だから自分でやらなきゃいけない。
「アドバイスのない環境」
僕、これ結構パンチラインかもなって思ってて、飲食店で凄く思うんすよね。
飲食店って正解はわかってる業界なんで、アドバイスもしやすいんですよ。
僕、経験もある、多少の成功も失敗もしてきてる。でもそんなことをイチイチ言わなくていいよなって。
ノウハウまみれで変なおもろい店が少ないんすよね。で、多少のゼロサムゲームでもあるので全員がノウハウやったらノウハウで差別化もできないんすよ。
ノウハウ覚えてノウハウをやると芯から身につかない。だからスベった時に打たれ弱い。
そんなことよりへっぽこでも自分なりの純粋な頑張りができてる店が幸せそうだなって思います。
僕の人生もへっぽこで楽しい。
こうすれば幸せですよ!なんて
幸せになろう!なんて考えなくて良いとすら最近思う。
「応援される身体ならお金には困らない」
というエピソードは真実でありながら怖いところだなとも感じました。
これキチンと身につけられる人ほとんどいないと思うので安易に、あ!応援される人になろう!とは思わない方が良いなと思いつつ、まぁ目指してみてスベったりするのもいいのかな。とも。
応援されるって結構大変なんす。
けんすうさんが「お金は割と調達できる。でも使い方が大事。」とまとめてました。
幸せに働く人を増やす国策
最後に、幸せに働く人を増やすには?
国策レベルでこうすれば良いのに!ということはあるのか?
既に国がやってるスタートアップ支援
は超優秀とのこと。
結構国に文句言ってる人多いんすけど、日本はやっぱスゲェすよ?
もっと色々国の制度調べてみてください。
マジで。
そりゃ弾かれたり上手くいかないこともあるだろうけど、上手くいかない=損してるじゃないんだから。
ないよ!こんな恵まれた国。
日本に文句言ってる人は(内容によりますが)だいたい自分の能力が低すぎます。能力、、じゃないな。
頭が悪すぎる。の方が近いかな。
能力はあるかも。
夢や、やりたいことを追いかける素晴らしさも確かだが「諦める」ことができない残酷さがある、、という話にも流れて行きました。
わかるーwww
「才能」という概念はある。弱い人は弱い。(ダメなやつはダメ)
誰でもなんでもできてしまえるから諦める仕組みがない。君の出番はもう終わりだよ!と肩を叩いてもらえない」
どんだけ頑張っても頑張った先に結果が伴わない時、諦めることも自分でやらないといけないんです。
僕はなんでもすぐ諦めたので幸福度が高いという面白い現象。
僕は音楽も料理も文章も、なんなら一般的な人の幸せとやらも全部すぐに諦めてきました。あー!自分には無理だな!これ以上はやりたくねぇな!じゃあどうしよう!とあーでもないこーでもない!と屁理屈人生をエンジョイしてます(^^)
「諦められない希望がいけないのでは?」
と言うまさかの終盤にどんでん返しw
希望と絶望の摂取が両方必要。
一つ具体的な案としては
解雇できた方が絶対良い!
ポジティブ解雇!という考え方がでてきました。
僕も最近似たことを書いたことがあります。誰がどこにハマるかはマジでわからんのでガンガン雇用できてガンガン解雇できた方が絶対良い。
凄く面白い内容でしたがサラリーマン的、フリーター労働者的な働くことの幸せにはやはり辿り着かなかった印象。そりゃあそうだよな、、とも思う。
どれだけええ感じのことを並べたところで企業のトップが末端にさせてるのは労働だし、労働でないと成り立たない。
その労働の価値や幸せのようなものはなかなか上からは作り出せない(経営者は労働者じゃない)から自分達で作るしかない。
てなわけでテキトーに頑張ろうぜ!!
労働者達よ!凡人達よ!
諦めた先にも最高の人生はある!!
全ての会社や店舗、全ての求職者が 少しでも働くこと、働いていただくことに ポジティブな環境をマッチングできるよう頑張ります!!
(人材でお困りの際はお声かけください)