真・女神転生3 〜3つのコトワリと6つのエンディング〜
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO
ヨスガのコトワリ(混沌・強者の世界)
今ハマりたおしてる真・女神転生シリーズの特徴として、エンディングが思想によって大きく分岐するってのがあります。
(メガテン系note)
初期作品でお馴染みのロウ(秩序)とカオス(混沌)とニュートラル(中庸)という大きな軸を多少は継承しつつ、さらに現代らしい様々な答えが3からは提示されていて面白い。
てなわけで真・女神転生3クリア記念にそのへんを記事にしていきます。
真3はおもに3つのコトワリに分岐していき、エンディングは6つあります。
3つのコトワリがまずわかりやすいのでそちらから。3つの中でも1番理解が簡単なのがヨスガのコトワリです。
これまでのカオス(混沌)に近い考え方をさらに尖らせ強者のための強者による世界、強者だけが生きていける世界を目指しています。
過去作のカオスはまだ自由さが強かったのですが、ヨスガのコトワリは強者であらねばならない!ぐらいにまで尖り散らかしており、その統制力はかつてのロウっぽさすらあります。
その証拠に過去作ではロウ側の傀儡であった天使軍団は今回はほぼヨスガに組み込まれています。
強者だけの楽園。それがヨスガのコトワリで、作中屈指のトラウマイベント、マネカタという弱者の集まりが頑張って作り上げた街を虐殺し蹂躙するところが象徴的ですね。
かつての友達、しかも女性がこのコトワリに取り込まれていく有り様は弱者男性の多いゲーマー層にはより一層トラウマな気もします(笑)
クソ女すぎる!
もちろんコトワリを選べるので主人公も一緒に虐殺する側につくことも可能です。
ヨスガのコトワリは言うなればコッテコテのギトギトの資本主義の極みです。
生きたければ強くあれ!
足を引っ張る無能な弱者は不用!
理屈としてはわかる話ではあります。
案外機能するコトワリだと思います。
シジマのコトワリ(秩序・静寂の世界)
これが過去作で言うところのロウ(秩序)に近い世界。完全なる管理社会。
真3の物語はこの思想を持つ氷川という男が黒幕として始まります。
氷川は現実社会の人間に絶望し、東京受胎という世界の破壊を推し進め、新たな世界で自身のコトワリにて世界を作り替えようとしました。
そのコトワリがシジマです。
いつまでたっても欲に塗れ成長することのできない人類は一度リセットせねばならない。次からは余計な欲にまみれない静寂の世界を作ろう。というコトワリです。
現代に生きる我々としては、かなりつまんなそうな世界ですよね、、
欲まみれの世界に疲れて、、というあたりは共感できるんですが、氷川さん、、もうちょい融通をきかせていただいて、たまにはパーっとはじけたりしませんか?(笑)
ムスビのコトワリ(自由・孤独の世界)
カオス、ロウ、、ときたら次はニュートラルだよね!ってなるのがメガテンなんですが今回は違ってて、、
さらに拗らせた引きこもり思想がでてきます(笑)
それがムスビのコトワリで、コトワリを啓くのは主人公の友達の男。
女子はたくましく強者のコトワリを開いたのに、、
ムスビはとにかく他者を拒絶し1人で生きていくという超個人主義のコトワリです。各々が好き勝手にやったらええがな!という意味ではかつてのカオスにも実は近いのかもしれません。
当初は表す言葉が虚無だなと思っていたのですが、虚無は今回のシジマの軍勢が使う言葉だったり、他のバッドエンドのがしっくりきたりで、、むしろムスビとは個人主義からくる「自由」だなと。
(まさにかつてのカオス)
引きこもりの孤独主義というと、ガチガチの陰キャコトワリなだけに見えますがそこには確かな自由もある。
好きにすりゃいいんですから。
それこそ強くなりたきゃなればいい。
静かに過ごしたきゃ過ごせばいい。
他人に干渉すんじゃねぇよ!ってのがムスビのコトワリです。
ヨスガやシジマには自由はありません。
この3つのコトワリが基本的な3分岐なんですが、、どれもちょっと、、ですよね(笑)
僕はこの3つで、、と言われたらギリギリムスビですかねぇ、、、
どれも一定の共感はあるんですが、、
ヨスガは飽きたし疲れるので1番選ぶのなら避けたいです。割と今の社会が実質コレだと思ってるので。
昨日やった別のナントカって診断でも自由が1番基礎理念として強かった!
アラディアのコトワリGOOD(中庸の世界)
3つ全てのコトワリを否定することもできます。案外ゲーム的にはみんなそうなるのでしょうか?結構全部極端ですからね、、
その場合にいわゆるGOODエンディング的と言うか、これまでのニュートラル(中庸)ルートのようなエンディングを迎えることもできます。
氷川が引き起こした東京受胎を手伝っていた先生がいて、その人が結局は氷川の元を離れ呼び出すアラディアという神がいます。
そのアラディアがあーだこーだ言ってくるんですが、、その選択次第で、そして3つのコトワリを否定し続けることでこのエンディングに辿り着けます。
明らかにGOODエンディングです(笑)
もうなんやかんやあるけどさ!
ええ感じにみんな頑張ろうや!
っていうありきたりでしょーもなくて、、でも1番大事な結末ですね。
アラディアのコトワリBAD(虚無の世界)
3つの偏ったコトワリは全部否定してりゃええ感じになるんでしょ?
楽勝じゃん!!
ってやってると罠にハマり、割と多くの人がこのバッドエンドを迎えてしまうかもしれません。
前述したアラディアの選択肢を適切に選ばないとこのエンディングになります。
最大の特徴は、なんと、、ラスボスと戦うことすらできません(笑)
虚無い!!
どんなエンディングかというと全てを否定するのはわかるけどよ、、お前自身も何にもねぇじゃん。それじゃダメだよ。っていうエンディング。
でもエンディングとしての見応えはこのバッドエンドが1番あるかもしれない。
全てを否定して、闇の中で生きる。
僕を含め、意外と多くの人がその入り口にはいるのかもしれません。
アマラ深界のコトワリ(真理の世界)
最後の6つ目のエンディング。
今回僕がたどり着いたのがこれです。
真・女神転生3は実は2020年最発された今回のリマスター版の前に、大きくわけて2種類存在します。
2003年発売した無印
翌年発売された完全版です。
リマスターはその完全版となってます。
よく揉める完全版商法なんですがw
個人的には賛成派です。
おもろいゲームがさらにおもろくなって発売されるんだから。
で、無印には5つのエンディングしかなくて、この6つ目のエンディングは完全版で追加されたエンディングです。
僕が20年前にプレイしたのは無印だったので、今回はやはりここに辿り着きたかったですね(^^)
ラスボスを倒した後に裏ボスルシファーと戦い、認められ、この世界の真理を取り戻すための悪魔軍団として君臨する!みたいなエンディングです。
エンタメ的というかバトル漫画的な熱いやーつですね(^^)
それぞれのコトワリについてまた別途noteにしたいなと思います!
ただ真・女神転生1、2、if、3と連続でやり続けてさすがに疲れたのでちょっと別のゲームします(笑)
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