
「怪獣人間の手懐け方」を読めば"人間"が今より好きになる
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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(やる気のないレンタル業はじめました)
それでは本編へGO
怪獣人間の手懐け方を一気に読んで
やっぱり面白い本は一気に読める。
役に立つ本より面白い本が面白い。
そりゃそうか(笑)
そして箕輪厚介さん関係の本は役にも立つ。だから最高だ。
さて、怪獣人間の手懐け方を読んでの感想や見解を僕目線で書いていきます。
「『怪獣人間』は灼熱に燃える太陽みたいなものだ。遠くにいれば、やさしく温かい存在だが、近づき過ぎると、焼き殺されてしまう。」
と冒頭で書かれている。
まさに怪獣人間は僕の中でもこのイメージ。
だから僕は怪獣人間をどこか避けて生きてる。
実は「かすり傷も痛かった」だけ買うつもりだったが2冊同時購入の特典動画やコミュニティライン参加に釣られて買ってしまった(笑)
(特典動画めちゃくちゃおもろかった!)
同じく序盤に書かれている
「いざこざに巻き込まれるのが面倒なのに好き」
この感覚はかなりわかる。
面倒ごとって面白いのよね。
友達が揉めてたりすると馬鹿だなぁとか仲良くしてくれよとかももちろん思うんだけど、心のどこかでニヤニヤ面白がってる最低な僕もいる。
箕輪厚介さんの本はこういうところが面白い。
ガーシー本のような毒の強い本もあれば、けんすうさんのような良質で本質的な薬のような本も生む。
共通項は"おもしろい"こと。
ガーシー本は言うまでもないが、けんすうさんの物語思考は、やりたいことをやれ!好きな事をやろう!夢を持て!みたいな流行へのアンチテーゼな側面もある。そこに面白味が詰まってる。
さらに読み進めていこう
別次元の人間は存在する

ごく最近オーラとは何か?と友達に聞かれた。僕に言語化してほしいと。
僕は「オーラなんてありませんよw」
と言い放ったあと少し考えて「オーラっていわゆる"圧"なんですよ多分」と返した。

「怪獣人間はオーラをまとう」
と書かれていた。そこには威圧を感じると。
常識人間は常に遠慮気味でオーラはまとえない
ニュータイプはいい加減
予定調和では面白くなれない、ならないから約束もよく破る。時間も守らない。
やりたいことだけ返信が早い。
こうした令和の怪獣人間は「シン怪獣人間」と表現されており、なるほどなと思った。
とにかくマトモではない。
だから新しいモノが作れる。
みんな同じ人間なんだから、、というような包含論が一部で根強いけど、そんなバカな話はない。
無駄な希望は捨てて、怪獣人間の事は忘れるか、著書を参考に付き合うかするべきだろう。
怪獣人間と絡むメリット

この本は様々な怪獣人間の常識ハズレな事例を紹介している。
自分自身にその要素が無くとも、怪獣人間にあやかって力強いエネルギーをまとい刺激的な人生を送ることができる。
これを僕は友達まわりにも感じてる。
借金26億の社長やいきなり現代アーティストデビューして世界展開してるお土産屋さんなど、著書の怪獣人間とスケールは違うかもしれないが怪獣人間臭がある。
僕が自堕落な生活をする傍ら1秒も惜しまずに努力を続けてる友達がいるおかげで努力の世界を疑似体験できている。
そんな人もいる事を知ってるから、そんな程度を努力だと思うな!とヌルい人に厳しい事を伝える事もできる。
「みんなが面白いという人でも、自分が熱狂できないなら近づかないほうがいい」
これはめちゃくちゃ実践してる。
偽りの熱狂なんて馬鹿げてる。何より相手やその周りの人にも失礼すぎる。
この人の近くにいたら得をする。
だからピンとこないけど側にいよう。
こんな浅はかさは見抜かれるし自分自身もきっと疲弊する。
コミュニケーション実用書
なんだかんだで問題というのはコミュニケーションに落ち着く事が多くて、そう言った意味では著書も様々な実用性のあるコミュニケーション術が展開されている。
「怪獣人間」というテーマにはなっているものの日常生活に落とし込めるものも多い。
例えば「初対面の人との接し方」
著書では箕輪さんと見城さん、そしてホリエモンとの初対面の様子が実体験で共有されてるのだが双方にやり方が違う。
当たり前だ。見城さんもホリエモンも違う怪獣なのだから。ウルトラマンにでてくる怪獣とゴジラにでてくる怪獣では攻略法が違って当たり前。
なのに「初対面コミュニケーション術!」とかなんとか軽く聞きかじったノウハウで全て当てはめようとする人が多い。
もしくは1人の怪獣人間との体験をそのまま他の人にあてがう人も多い。
その人、その人の事をもっと考えねばならない。
他にも礼儀、義理、人情、恩返し、、話すときのタイミング、、様々なコミュニケーションが生々しく書かれていてめんどくせぇなと思うがめんどくせぇからこそ効果はきっと莫大にある。
さらにめんどくさい事をピックアップすると
「気を遣わないことも、また気遣いである」
という話もある。
これは僕はめちゃくちゃよくわかる。
とにかく正解は相手によって違う。
という事は骨身に叩き込んでおくと良さそうだ。

生き方の実用書

このたかが〇〇というのは何かにつけて大事だなと思ってる。
(怪獣人間なんかは憤怒しそうな言葉だけれど)
大切なモノであればあるほどあまり大事にしすぎない方が良い。
大切なものを失うのは怖い。
大切なことがうまくいかない事も怖い。
憂鬱で疲弊する。
でもそんなとき、所詮たかが〇〇だよな。という気持ちでめちゃくちゃ気楽になる。

アオアシという漫画で取り入れた。
たかが〇〇がどうなろうと
死ぬわけじゃない。
そんな時こそ「死ぬ事以外かすり傷」だ。

怪獣人間に飲み込まれすぎず、自分の人生のハンドルを自分で握る方法もかなり具体的に書かれてる。これはそのままほとんどの人の実生活にもおとしこめる。
他にもこんな強い共感部分があった。
「絶妙なグラデーションでお互いに関わり合う」
喧嘩別れで関係が終わることも良くないかもしれないが、仲良くなりすぎて都合の良い存在になるのもどうかなど。
好かれすぎるのも嫌われすぎるのも等しく面倒だ。
会社員の実用書
終盤ではさらにミニマムな世界でのあるあるネタにも切り込んでいる。
・陰口対策
・社内政治への考え方
・人付き合いの根回し
・ウザい上司、ダルい上司
・古臭い会社の体裁
・メンヘラ対応
・不機嫌人間との対話
中でも僕がピックアップしておきたいのがこちら

悪口はよくない!と、物事の表面しか見ない良い子ちゃん正論馬鹿には是非読んでほしい項目だ。そんなやつは人間というものを知らな過ぎる。
人間というものに向き合って無さ過ぎる。今すぐに書店でこの本を買って、この項目だけ先に読め!!
太陽と真逆の深淵になりたい
「怪獣人間という極端な他人を知る事で、怪獣になれない自分をより深く知ることができる。」
自分を知るには他人を知らねばならない。
怪獣人間を知ることで自分が怪獣人間にならないことを知る。
怪獣とは真逆で、でも効用は似てる「遠くにいれば温かく、近づけば闇堕ちするような、、」怪獣人間ならぬ妖怪人間のような存在になら可能性があるかもな。とふと思った。
プチ妖怪人間として怪獣人間と同じように、知る事で現実や常識が破壊され、窮屈な人生を少し自由にしてあげたい
箕輪厚介さんには続編として
「妖怪人間との遊び方」みたいなの出してもらえたら面白いと思った。
それは、ひろゆきさんや成田悠輔さんやプロ奢ラレヤーのような冷笑悟り系の本として。(前者2人は怪獣としても紹介されてるけど)
この本を一気に読んで僕はやっぱり怪獣界隈には向いてないなと思ったりもしたんだけど怪獣界隈として既にクリアしてることがあったり

(僕は平均13時間ほどスマホで生活している。
逆にこれは普通に生きたいならスマホ触る時間は極力減らした方が良いということでもある。)
なんだかんだで共感部分もたくさんあったりでとにかく面白かった。
特典に釣られて、かすり傷と2冊買って良かった。

面白い本は最初と最後が素敵。
人間の歪さを面白がる。
人ってこれに尽きる。
だからこそ正解主義はクソだ。
正解できない人は最高だし、正解しちゃってもそれはそれで良い。
是非、何者かになりたいけどなれそうでなれない人はこの本を参考に怪獣人間を手懐ける懐柔人間を目指してみてほしい。
同時発売 かすり傷も痛かった 感想
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(こちら僕の信念と理念です)