フライパンとオーブンでグラノーラ
自家製のグラノーラを常備するようになってもうどれくらい経つでしょうか。オートミールと好きなナッツ、好きな油。好きなお砂糖、はちみつを混ぜて焼いたら簡単に作れるグラノーラ。
朝のヨーグルトに。小腹がすいたときのおやつに。アイスにトッピングしてもおいしいし、あると本当に安心する。
栄養価が高く、食物繊維も多くて、ヘルシー!!食べても罪悪感がない、食いしん坊のお助け存在です。
そんな私が ”簡単にできる" と思っているグラノーラも ”オーブンで焼く” というのが少しハードルが高い様子。
また、お菓子をあまり作らない方にとっては材料を一回分揃えるのが大変。
それなら買ったほうが早い。という意見。
ごもっともです。
お菓子作りをいつもしていない方にとっては面倒なことが多いかもしれません。そんな方にも気軽におうち時間にチャレンジしてほしい。
手作りのおいしさやたのしさを知ってほしい!!
という思いから『フライパンでグラノーラキット』を作ってみることにしました。
フライパン18cm~24cmのものでできる一回分を小分けにして。
自分では 油 と お水 だけ用意してもらえばできる簡単グラノーラ。
どうでしょう。一気にハードルが下がって、なんだか気軽にできそうな気がしますよね?
イメージとしてはあれです。そう。ホットケーキミックス的な♪
牛乳と卵さえあればすぐ作れるよ。という気軽さ。これが大切ですよね。
早速試作開始。
①キットの材料をボールへ。
②ゴムベラでよくまぜまぜして、好みの油30gとお水30gを入れ、よくまぜまぜ。全体がしっとりとなればOK☆
③フライパンに平たくならし、蓋を閉めていちばん弱い火で10分蒸し焼きに。※蒸し焼きにすることでオートミールが一度柔らかくなりしっかりと火が通ります。
④蓋をとり、底の焼け具合を確認しながらよくまぜまぜ。ふりふり。
また蓋をして弱火で10分。
※この時、こんがりしているようなら一度火をとめて蓋を閉めて余熱で蒸し焼きしてください。
⑤すこし焼き色がついてきていたらいい感じです。
よく混ぜて、ふりふり。蓋をとって乾燥焼きするようなイメージで時々まぜながら10分弱火でさらに焼いていきます。
⑥こんがり具合をみながら、さらに10分。お箸やゴムベラを使ってむらな く熱が通るように火を入れていきます。
⑦全体がきつね色に色づき、いい感じの焼け具合になっていたら、
火を止め、そのまま余熱でさめるまで10~15分ほど放置。乾燥させていきます。プラスしたい素焼きのナッツやドライフルーツがある場合はこの時に入れて一緒に余熱火を通していきます。
⑧パラパラと乾燥していればOK!ちょっとしっとりしている場合は再度弱火で5分くらいずつプラスして様子を見てください。
これで完成です。
必要な道具も まぜるボール×1つ と ゴムベラ と フライパン と フライパンの蓋 の4つだけ!
ゴムベラがなかったらスプーンでもいいし、菜箸でもいい。
気負いなくみんなに作ってほしい。
ここに至るまでに、何回もいろんなガスコンロやフライパンでやってみましたが、火の通り具合が違うため、様子をみながら調整してもらわなければいけませんが、どんなコンロやフライパンでも
【 弱火でじっくり。こんがりとパラパラに。】
というこれだけイメージしてもらえたらうまくできると思います。
あとはご愛敬。ちょっとこげてしまっても手作りだったらおいしく感じるもの。
『グラノーラ、わたしが手作りしたの!』って家族や友達に言ってほしい。
たのしい会話がそこから広がるといいな。
余談ですが、、、
今回ひしひしと実感したのはオーブンってとってもよくできてる!ということ。フライパンでできるよ。と言っておきながら、あれですが。。。
オーブンがある方はオーブンで焼いたほうが断然楽です!!
オーブンは弱い火で上下からゆっくりしっかり焼いてくれる。そしてタイマー付き。手を離せる時間が長い。
フライパンだと下からの火だけで、火力も強め。
よく焼こうとするとどうしても焦げ気味になってしまう。。。
フライパンだと上手くできないのかな。。。ちょっとあきらめかけた時もありました。
だから、” 弱火と余熱でしっかりと長く焼く"
フライパンでは"焼く"というよりも "乾燥させていく" というイメージにするといい感じに仕上がります。
どうぞ皆さんも作ってみてくださいね。
チョコがお好きな方は冷めてからチョコチップをプラスしたり。
甘めがお好きな方は食べるときにジャムをプラスしたりはちみつやメープルシロップをかけたり。グラノーラライフを楽しんでみてください。