黄龍の村 完全ネタバレあり感想
黄龍の村のネタバレ、がっつりしますので気になるよと言う方は絶対に読まないでください。カリギュラ効果は狙っていません。
本当に何も知らないまま観ましょう。
注意しましたからね?
では、以下ネタバレあり感想。
ホラー映画の紹介をしているポストの中でこれを見つけました。
どんでん返しがあるようなことを匂わせる書き方だったので、これは面白そうだと思い観てみたら……「はいはいはい、典型的大学生が迷い込んだ村がヤバかった系ね」とニヤニヤ。
明らかに不穏な空気の食卓シーンでわたしは気付いてしまった。
「国岡さんじゃん!!!」
国岡さん、とはあくまで別の映画の役名であって役者の名前は伊能昌幸さん。
最強殺し屋伝説国岡という面白い映画で主演を務めている。
「国岡さんいるなら大丈夫じゃん。いざという時にさ、ぶわーってやっつけてくれるよ。強いもん。いや、そういう役とは限らないか。」
からの数分後……そういう役でした!!!
笑ってしまった。ホラーと見せかけた村人ぶっ殺し逆襲映画。
これ、劇場公開した時に文句は出なかったのだろうか。監督の名を見て「ホラーな訳あるか。絶対アクションだ!」と気付くのだろうか。(最強殺し屋伝説国岡もこの監督の作品です)
ホームページの作りも完全にホラーを意識しているし、監督の過去作にあえて「べいびーわるきゅーれ」を入れていない気がする。
詐欺とまではいかないけれど、広告詐欺のゲームのような気がしないでもない。誇大広告というか…うーん。
いや、わたしはべいびーわるきゅーれも最強殺し屋伝説国岡も好きだから楽しめたのだけれど。(監督名を覚えていなかったのは良かった。)
手榴弾をバレずにこそっと転がして、「古い因習にまみれた老害は死ね!」的なことを言いながらダブル中指で煽るシーンがとても良かった。
人におすすめしたいけど、しにくいな。
ホラーだと思わせてホラーじゃない、が通じる相手かどうかを見極めないと。
面白い映画でした。ポストしてくれた人、ありがとう!
わたしも怪しい村に立ち寄らざるを得ず、生贄にされそうになった時は隙を見てショットガンを奪い、逃げる時には転ばないように気をつけます。