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inagakijunya
わたし自身と向き合う時間
トイレで腹を痛めている時について書くので、苦手な方は一つ前の記事を読んでからお帰りください。
明日は人を選ばないものを書くことを約束します。
トイレにいる時、人は孤独だ。
特別な事情がない限り、個室にはじぶん一人しかいない。
すんなりと用を済ませて、その場から離れられるのが一番いい。
つらいのは痛み、苦しみを感じながら唸っている時だ。
腹が痛い時、わたしは原因を探る。
食べ過ぎていないか、冷たいものを飲み過ぎていないか、調子に乗って薄着で過ごしていないか。
昼には王将の酢豚セットを食べ、夜には母お手製の唐揚げを5-6個食べた。
一日で14,000歩を歩いて疲れたから、とコーラを氷とレモン汁を入れて飲んだ。
11月に入った途端に続く夏日、わたしは着る服に悩んで普段は厚着のはずが今日に限って薄着で過ごしてしまった。
見事にチェックリストすべてに印がついている。
ただただ、じぶんが悪い。
完全にじぶんが悪いので、狭い個室の中、腹をおさえながら腹痛の神様に懺悔をした。
もう食べ過ぎません、ちゃんと長袖を着ます。だから助けてくれませんか、と。
その内容にはバリエーションがあり、
「家族に内緒でお菓子を食べてごめんなさい、次からはみんなで食べますから許してください」
「ひとりでラーメンにプラスして餃子まで食べてごめんなさい」
だいたい、じぶんの食い意地が原因だ。
まだ幼稚園児の頃のわたしがおやつや、お風呂上がりのチューペットを食べていいか尋ねると母に「おなかに聞きなさい」と言われていたことを思い出した。
食べたいから聞いているわたしはじぶんの腹部に一応顔を近づけ、即答で「いいって!」と答えていた。
「おなかに聞きなさい」で学ばせる自己責任論、いかがでしょうか。
最後に、腹痛の短歌で締めたいと思います。
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