ユーはなんで短歌をやっているの?
なんて聞かれることはない。
そもそも、短歌やってます。と言うことがないから。
趣味は短歌です。なんて絶対言わないし、親しい友人にも言っていない。仮に言ったところで見せてって言われても恥ずかしいし、勇気を出して見せたら「(よくわからないけど)……すごいね」と言われるのも困る。お互いにとって利がない。なんて悲しい世界。
読書も、短歌も高尚なものだと思われがちな気がする。
短歌を読む、詠むのは簡単だよ、とは言えないけれど難しいものでもない。好き嫌い、よくわからない、があって良い。しかも、短歌は誤読があったって良い。だって31文字しかないんだもん。(作る立場になると31文字もある!になる不思議)
話を戻そう。
わたしが短歌を好きなのは、穂村弘さんのエッセイに出会ったから。エッセイがとびきり面白く、そしてそんな人が詠む短歌とはどんなもんだろう。と思って読んでみたらハマり、作るようにもなった。
だから、穂村さんが俳句をやっていたらわたしも俳句をやっていたと思う。
好きな人がやっていたから、じぶんもやる。なんて安直なんだろう。でも、それでいいんだ。そんなもんだよ、だいたい。
2/23のZINEフェス、詩歌と日記には文学フリマ38で販売した書き下ろしの歌集を持っていきます!
どうぞよろしくお願いします。