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大腸がん ストーマ離脱後の新たな取り組み

ルネサンス運動支援センター、大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士の「ポポ」です。
※名前をクリック頂ければスタッフの紹介に飛びます。

以前のnoteでご紹介させていただいた、ご利用者様のストーマ離脱後の現在をご紹介させていただきます。
※以前のnoteはこちらから!⇒大腸がん 抗がん剤の副作用の改善とストーマ離脱に向けた運動

大腸がんの40代男性
大腸がんで摘出手術後からストーマ着用となり、術後に行った抗がん剤によって手足・背中のしびれと吐き気があるご利用者様です。


【現在の状況】

ストーマも無事に離脱し、以前のnoteで若干の便失禁の心配がありましたが、こちらは完全に消失し、気になっていた症状もなくなりました。

ただ、大腸がんとは別件で、お腹の手術をもう1回されたため、腹圧をかける運動は避けて運動を行っていました。
しかし、こちらの症状も快方に向かい、運動に関する制限も完全になくなった為、大きな制限がなくなりました!

【新たな取り組み①】

大腸がんの術後、ずっとできてなかった腹筋運動に取り組んでいくことにしました。

ご本人とも相談して「ナイスミドルな身体を」ということで、少しずつ腹筋運動も取り組んでいく目標を立てました!

体重も大きく変化していない(痩せすぎでも太っているわけではない)ので体組成もチェックして、筋量を徐々に底上げしていこうと考えています。

【新たな取り組み②】

学生時代に取り組んでいたスポーツを再度行ってみることにしました。

それは卓球。
約30年ぶりにラケットを握り、頑張ってみようと新しい目標を見つけられました。

運動支援センターでの運動後に約1時間、卓球クラブで徐々に身体を動かしていこうと新たな趣味を見つけられています。

【運動の介入】

姿勢の改善と、便失禁予防の骨盤底筋・殿筋の運動は継続しながら、全身運動と有酸素運動の量を徐々に増やしていっています。

どんな運動でも体幹の安定が非常に重要なので、その点を補い、ケガなども防止しながら、好きなスポーツを楽しんでいただけるようにこれからも尽力していきます。

また、ボディメイクも兼ねて、体組成もチェックしていきたいと思います。

【あとがき】

ご本人は「再発しないように食生活は気を使い、暴飲暴食はせず、野菜を中心に脂っこいものは避けて…」と気にかけられていますが、運動も新たに目標として取り組んでいかれることを見つけられたので、良かったなと個人的にも安堵しています。

今回のご利用者様はストーマ離脱後も順調に進んだ例かと思いますが、症状の改善には個人差も非常に大きく、色々な症状でお困りの方もいらっしゃると思います。
是非1度ご相談にお越しください。
何か良い道が見つかるかもしれません。


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定期的に情報発信をしています。
私達の取り組みがお役に立てるかも知れません。



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