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SNS活用法

こんにちは。

Twitter2つ、インスタグラム3つの個人アカウントを持ち、こうしてnoteも書きながらインフルエンサー気取り(?)をしている(わけではないけど)私ですが、SNSは活用方法次第で自分にも周りにも大きなメリットをもたらすツールになりうると考えています。

SNSは決して誹謗中傷を行うツールではありません。今一度SNSの使い方を見直して、メリットを生み出す活用法を考えていきましょう。


SNSは最強のアウトプットツール

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(画像:最強さん(でんじゃらすじーさんより))

「アウトプット」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。直訳すれば「出力」という意味ですが、しばしば「学習や経験によって得た学びを発言や行動に反映させること」を指します。対義語は「インプット」で暗記したり学ぶ体験をすることを指します。

アウトプットのことを語るとそれだけで1つnoteがかけてしまうので(笑)ここでは詳しく書きませんが、アウトプットをすることでより自分の中での理解が深まり、さらなる学びや学習の成果につなげるものになりうるということです。

さて、SNSは最強のアウトプットツールと見出しに書きましたが、どのへんが最強なのでしょうか。

自分一人でできる

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アウトプットは自分から外界へ発信をする作業ですので、対話する「相手」を必要とします。

例えば僕が「量子力学の不確定性原理についてアウトプットをしたい。」と思ったとしましょう。

誰が興味持って聞いてくれるん?

という問題に直面します(笑)多分理科教育専攻でもなかなか聞いて話が膨らんでいくようなことにはなかなかないでしょうね。(笑)

そこで使うのがSNSです!

SNSでつぶやき、投稿をすれば、外界に向けて発信できるし、他の人の時間を奪うこともありませんし、何より何について語っても誰にも迷惑をかけることがありません。自分ひとりでできる。というのはアウトプットツールとして大きなメリットの一つです。

コミュニケーション能力育成

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教育大学生っぽくいうと、現行の学習指導要領では「対話的な学び」が重視されています。アクティブラーニングなどの言語活動を通じて、コミュニケーション能力、問題解決能力を伸ばしていこう、というのが文部科学省の定める教育方針であるということができます。

学校は社会の写し鏡、学校で求められているということは、すなわちその力は社会で求められるということ。AI(人工知能)が普及する現在、ルールを守って単純作業をするだけの仕事は取って代わられ、なくなってしまうでしょう。

そこで、AIにできない仕事でポイントになるのが「対人関係」、「コミュニケーション能力」というわけです。今日(こんにち)発行されている自己啓発本を見てみても、コミュニケーションに関するものが多いと感じないでしょうか。

そんな現代に求められる「コミュニケーション能力」ですが、必要な力は大きく「聴く力」と「話す力」だと思います。

「聴く力」に関しては、相手の話を傾聴(注意深く聞くこと)し、適切な相槌、質問をすることで、話題を掘り下げたり、相手に「この人は話をよく聞いてくれる」と気持ちよく話してもらうことで「この人にならあのことも話してもいいかも」と思わせて有意義な情報を得ることにも繋がる可能性があるので、重要な力と言うことができます。

「話す力」はどうでしょうか。コミュニケーションの中ではいかに相手に自分の意図を伝えることができるかが重要になってきます。そこで大事になってくるのが文章構成力言葉選びの力です。この力もSNSを活用することで力をつけることができると思います。

文章構成力がつく

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Twitterには1ツイートあたり140字という文字制限があります。

いわゆる「バズる」ツイートというのを見てみると(面白い画像、動画があるものは除く)、140字のツイートの中に「起承転結」「話の要約」「どんでん返し」と言った物語や意見を伝える上で重要なエッセンスが凝縮されているものが多いです。

僕もその文字制限を利用して「読んだ本を140字にまとめる」というのをやったりします。その本の概要、面白いと思ったポイントを要約する力が付きますし、他の人のと比べてみて着眼点の違いを見るのも面白いです。皆さんも是非やってみてください。

言葉選びの力


SNSで怖いのが「炎上」ですよね(笑)幸い僕はまだしたことないですが、人を攻撃するような内容、言い回しは避けたいですよね。そういった意味でも言葉を選ぶ習慣が付き、これは現実世界の会話の中にも生きてくると思います。

炎上しない言葉選びだけではありません。先程Twitterを利用した140字要約について触れましたが、140字の中で意図を伝えるために同義語でより少ない文字数で言い換える。という力も付きます。

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(僕が「AI vs 教科書が読めない子どもたち(新井紀子著)」を140字で要約したときのツイートです。)

ここでいくつか意識した言い換えの例を紹介すると

「AIは予め設定されたフレームの中で人間が与えた教師データに基づいて分類や検索することを得意とする。」→「AIは決められたことをするのが得意だ。」

「人間の意識・無意識に関わらず脳内で起きている信号などの営みをすべて解析し、数学で表現し、プログラムに落とし込まない限り、シンギュラリティ(AIの学習能力が人間を上回る特異点)は来ないだろう。」→「人間の脳構造をすべて0と1(2進数…数学、コンピューターとしての2つの側面を内包)で表せない限りAIが人間を超える日は来ないだろう。」

とまあこんな具合です。そこまで上手じゃないのでお手本になるかは微妙ですが、同じ意味で言い換える練習にはうってつけだと思います。


フィードバックがもらえる

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SNSやブログで発信を続けていると、それを見てくれた人たちからのフィードバックをいただけることがしばしばあります。(いつもありがとございます。)「ここは正しくはこうだよ」といった間違って覚えていたことへの気づき、「ここってどういうこと」と言った質問では説明不足だった箇所への気づきや説明する体験をすることで更に知識を深めるきっかけにもなります。

外界へアプローチすることで単純に知識を共有するだけでなくフィードバックをもらえたら継続する励みにもなりますし、さらなる成長にもつなげることができると思います。


「自分の価値を決定づけるのは自分の周りにいる人物の平均値」という考え方

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これはどこで見聞きしたのか覚えていないのですが…(笑)このことばは的を得ているなぁと思いました。

よく「受験は団体戦です。」というセリフを聞きますが、あれはみんなで仲良く勉強しよう、という意味ではなく「みんなで勉強できる、助け合える環境を作っていこう」というのが真の意味だと思います。受験勉強するぞ!と意気込んでも周りが遊び呆けていたら勉強する気もなんだか馬鹿らしくなりそうですようね。

そう言って意味でも自分の人間としての価値、面白さ、多様性は自分の周りにいる人間に左右されると言っても良いでしょう。

自分がSNSで周りの人々に発信していけば、周囲の人に学ぶきっかけを与えられる可能性もありますし、もし自分に影響されて発信を始めれば前述した力がついていき、人間として豊かな人間に近づいていき、その周りにいる自分にもメリットになるでしょう。

勿論注意も必要

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SNSはこうしたメリットのあるツールですが、勿論注意も必要になってきます。

「ツイートは自分の家の玄関に貼っても恥ずかしくないものにしろ」という名言(?)がありますが、SNSにアップする以上「人の目に見られている」という意識をもって運用していきましょう。個人情報の扱いにも注意したいですね。

まとめ

近頃SNSでの誹謗中傷が話題になっています。SNSは本来そういったもののために使うべきツールではありません。正しい使い方、有意義な使い方をしてみんながハッピーになりますように。

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