一週一話~応援したくなる人~no.19

あるお店の、ある店主の話し

こないだ、あるラーメン屋の店主さんが
うちのお店にご来店してくださった
前々から面識はあったけど、挨拶程度で
しっかりお話ししたのはその日がはじめて
お互い、時間を忘れてるくらい、話しこんだのは
久しぶりだった

僕の一言目が
「オーナーさん、ご来店ありがとうございます!」
というと、すぐに
「やめてくださいよ、オーナーなんて」
と弾きかえされた
聞くところに、ある会社に雇用されている店長らしい

それを知った瞬間
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
こんな感じになった
店主さんの仕事ぶりを何度も見てきて、その仕事ぶりに
僕はオーナーだと勝手に勘違いしていた

そのお店事態は長く続いているけど
最近になって、業績不振が続き
再起させるために、約一年前、その店主さんが
抜擢されて現場に立っているらしい

店主さんは
「ごめんなさいね。顔がしょぼしょぼで。。いや~眠たくて、みっともない顔で来てしまってごめんなさい。」
と謝られた。。
どうみても、元気な表情やったけど、その方にとっては
みっともなかったのか。。
この時点で、興味をそそられた

朝早くから仕込みに入って、退勤するのは終電が
過ぎたころ
タクシーで帰宅したり、ビジネスホテルで泊まったり
それも全て自費らしい
店主さんがそれを話しながら
「何で働いているかわからんようになってきますよね」
と笑いながら話しつつも
「やっぱりこの仕事が楽しいし、責任があるから
身体が勝手にそうしてしまう」
と頭を掻ぎながら言っていた

今の時代、世間一般ではこういった人を
助けようと、会社側にブラック企業だとか
主張する組織が多かったり、本人も訴えたり
するような社会

もちろん、良くはないし、僕自身も飲食業が
そうみられてしまうのが嫌やから、変えたい!
と思ってはいるけど
本人が本気になって、仕事に生きがいを感じているなら
そこは、物理的な支援と応援をしつつ
とことんやらせてあげるべきだとも思っている

久しぶりに、良い意味で、ぶっとんでそうな方と
お会いできたので、もっともっと知りたくなって
これまでの経験談もお聞かせ頂いた
(ここで記載すると、膨大な量になるのでまた機会があれば)

年齢はもうすぐ50歳を迎えるらしい
でも、まだ50歳ですか!?と思うほど
波乱馬上な人生を贈ってこられたようで
なるほどなって納得した

それからは、前以上にそのラーメン屋さんに
通うになった
グルテン制限をしていたけど、そんなことよりも
この人を応援したい!という一心で
つい寄ってしまう

この見出しのとおり
応援したくなる人って、この店主さんみたいな
人だなって、改めて感じさせられた

もちろんラーメンも絶品やし、コスパも良い
でもそこにのっかってくる原価のかからない
最強のスパイスとなる『作り手そのものの魅力』

今では毎日並んでいるのも納得する
恐らくやけど、大体の方はその店主さんに
会いに来ることも目的になっているはず

がむしゃらに、毎日誰よりも元気に精一杯頑張って
好きなことに没頭する人の力は
何よりも勝るし、自然と人を惹きよせる

人やから、見返りを求めるのは当たり前やし
そうであるべきと思うけど
それが先行して、仕事に取り組むと
ある一定ラインまでにしかならない

同じ飲食人として、そして人生の大先輩として
改めて頑張ろうと、気が引き締まった貴重な時間
やったし、CONA分倍河原店は特に
同じような強みを武器に、沢山の方々に
もっと愛されるお店になれるよう邁進したいと思う

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