【絵・作文】コンクールでの賞の取り方

こんにちは!Rikakoです。

今日は「一度はコンクールで賞を取って表彰されてみたい!」と思う方に向けての記事です。

私は小学校の頃から、有難いことに何度か賞を頂いているので、その経験を踏まえて書かせていただきますね。


まず、小学校~高校生までに頂いた文章系の受賞歴です。

小学1年 読書感想文 外部コンクール 入選

小学6年 季節の俳句コンクール 入選

中学2年 自由研究課題 小説 金賞

中学3年 自由研究課題 小説 金賞

高校1年 読書感想文 校内入選

     読書感想文 外部コンクール入選

高校2年 『小泉八雲』読書感想文 奨励賞 


次に、同期間で絵の受賞歴です。

小学2年 消防写生会 銀賞

小学3年 消防写生会 銅賞

小学5年 ゴミ問題ポスター 入選

高校2年 読書感想画『伊豆の踊子』 佳作

高校3年 全国高校総合文化祭 Tシャツデザイン入選

     交通安全ポスターコンクール 県警本部長賞


文章系のコンクール

私が小学校1年の時、読書感想文で賞を取った時は、どうして取れたのかよくわかりませんでした。

「ただ思ったことを書いただけ」というのが正直なところです。

子供ながら欲というのは出てしまうもので、次の学年に進級した時に「もう一度賞を取りたい」と思ったんですが、思うように書けなくて、その後高校生になるまで、感想文では賞が一切取れなくなりました。

それが、なぜ高校になってから取れるようになったかと言うと、それまでは「賞が取りたい」と思うあまりに「何か良いことを書かなければいけない」という気持ちが強すぎていたんですね。

そのため余計な力が入ってしまい、素直な感想が出てこなかったんだと思います。

学生のコンクールだと「上手い下手」よりも「子供らしさ」を見られるので「子供ならではの等身大の視点」があると評価が高いみたいなんですよね。

年齢不相応の大人びた意見を書いてしまうと「子供らしくない」と思われて、コンクールに出す前に敬遠されます。

これは小5の時に担任から言われたことがあったので、確かな情報です。

中学に上がっても「視点は面白い」と褒められたものの賞が取れなくて「もう入賞は無理かもしれないな~」とあきらめかけていました。

それが高校に入ってからは「もういいや。好きなように書いてやろう」と開き直るようになり、思ったことを書き殴ったら受賞することができたと、こういう訳なんです。

そこから書き方のコツを掴むようになって、別の感想文コンクールでも入賞ができたので、なるべく「思ったことを素直に書く」というのは大事かもしれません。

あと、同時期に受賞したほかの人の作品も読みましたが、人とは違う視点で批評したり、自分の経験と準えたりできると、点が高くなると思います。

誰も思わないようなことを説得力を持って書けると、インパクトがあるんじゃないかなと思いますね。

それに、賞を取れる作品というのは割と決まっていて、私もそうでしたが、高校生なら『人間失格』とか古典的な作品のほうが賞は取りやすいと思います。

いくら良い感想を書いていても、知られていない作品だと審査員が評価しづらいのかもしれませんね。

今でも映画や本のレビューを書くと「いいね」をいただくことがありますが、これも著名な作品ほど多くもらうので、作品のチョイスはかなり大事だと思っています。

絵のコンクール

絵に関しては、これも一般的に「当たり前」でない絵のほうが、審査員の目を引きやすいと思います。

小学校の頃に消防写生会で私が描いたのは「救急車に人が運び込まれている様子」の絵だったんですが、他の子はみんな「消防車」とか「救急車」とか、乗り物を単体で描いていたんですよ。

私は狙って描いたわけでは無いですが、他に動きのある絵を描いている子がいなかったんで、多分入賞できたんだと思います。

その後入賞したごみのポスターは、夏休みの宿題だったんですが、じつは8月31日に家族4人で仕上げたものでした(笑)。

「地球がゴミに埋まって溺れている」絵だったんですけど、宿題が終わらない切羽詰まり感のせいで『必死さ』が伝わったんでしょうか(笑)。

ただ、この時自分一人の力で賞が取れなかったことが悔しくて、もう次からは家族に助けてもらうのは一切やめようと決めました。

自分の力で賞が取りたかったので、それ以降は自分の力で仕上げることを意識していました。

高校に入ってから安定的に賞が取れるようになったのは、何が原因だったのかわかりませんが、常に心掛けていたのは

「賞が取れても取れなくても、自分が納得できる作品を出そう」

ということでした。

出した結果、賞が取れなかったとして

「こんなに良い作品に賞を与えないなんて見る目ないわ」

と思えるくらい良い作品を描こうと思っていました。

他人の評価よりも、自分が納得がいくかどうかを基準にする。

これは、今でも自分の支えになっています。

他人の評価を気にしてしまうと、

「アレを描いたほうがウケるかな?」

とか余計な雑念が入ってしまって、作品に純粋なエネルギーが流れないんですよね。

客観的な完成度もある程度は大事ですが、

「誰がなんと言おうと、自分が表現したいのはコレだ!」

という強い意志が出ていたほうが、作品が説得力を持つんだと思います。

まとめ

賞を取れるかどうかはタイミングや才能の問題もあり、必勝法というのはなかなか無いと思いますが、私が見てきたこと、感じたことをありのままに書いてみました。

何か拾えることがあれば嬉しいです。

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