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感覚を入り口に

カムワッカは、
みつばちや子どもたちが元気に飛び回る
世界を次世代に繋いでいきたい、
そんな場を作っていきたいと始まりました。
 
振り返るとすでに10年が経ちますが、
なんて微々たる歩みなんだろうと思う。
 
あーしたいこーしたい、
こんなこともしたい
と夢みることはたくさんありつつも、
まるでカタツムリの歩み。
 
子どもたちが元気に飛び回っているような
自然力豊かな環境で、おとなも生き生きと
その人らしさを発揮しながら働いて、
自然に即して暮らしている。
 
僕は、そんなまちづくりがしたいと思って
ビジネスの世界に飛び込んできたけど、
実際は既存の経済の枠組みの中で
それを回すので精一杯だった。
 
まずは経済が回るビジネスの仕組みを
ちゃんと構築しないと、
資金をつくらないと、、、
と何々しないとばかり。
 
こんなペースじゃ、
いつまでたっても実現できやしないし、
思ってるだけで死んでしまう。
 
生命の視点から見ると、
今起きていることは
「大切な人の死が間近にある」
ということを度外視して言えば、
望んでいたことと言っても
おかしくないかもしれない。
 
実際は、
今までだって、
いつだって、
死はすぐそこにある。
  
だから、
今一度、
かねてより望んでいる
生命に即した経済を
つくっていくことを
改めて自分に命ずる。
  
そのために、
僕が大事なこととして
フォーカスすることは
何かというと、「感覚」。
 
生命が喜ぶことを促進する上で、
「感覚」がいきているかどうかが
とても大切だ。
 
もちろん、
思考も
心も
身体も
霊魂も
精神も
志も
いろんなことが大切。
  
どれも欠かせない。
 
もしかしたら、
人によって入り口は
違うのかもしれない。
 
その中でも、
「感覚」を研ぎ澄ませていく事は、
生命に寄り添っていくことにおいて、
正しいとか、正しくない、
当たってる、外れてる、
ということを超えて、
重要な入り口になると感じている。
  
だから、
カムワッカ は「感覚」を入り口に、
その「感覚」が
どこに自分たちを
導こうとしてくれているのか、
を大切にしていきたい。

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