内田也哉子さんが語っていた「学校は友達に会いに行く場」
SPOTIFY「ホントのコイズミさん」を聴いて
昨年に続き9月は内田也哉子さんとの対談。也哉子さんは樹木希林さんの娘さん。希林さんは生前、夏休み明け9月1日に子どもの自殺が多いことを「もったいない」「どうか、生きて」とおっしゃっていたとか。
也哉子さんとコイズミさん(キョンキョンのほうがわかりやすい方も?)との対談が深かったのでご紹介します。
ラジオの中で話されている、樹木希林さん・内田也哉子さんの著書『9月1日 母からのバトン』はこちらです。買ってみようかな。
学校は『友達の顔を見るだけ、いるだけ』でいい
ー也哉子さん
著書の中で「不登校新聞」編集長の石井さんと「学校ってなにするところ?」について対談されていて。その時感じたことをラジオで話されています。
石井志昂さん 「不登校新聞」編集長 (第二部の対話)
- 学校って「学ぶ場所」ではなくて「社交の場」
也哉子さん
- 学校って「人の気持ちを慮るシンパシーや想像力を学ぶ場」
ラジオを聴いていて、大人って「学校」にいろいろ盛り込みすぎなのかなと思った。
勉強、部活、友達。仲良く、楽しく、元気に!先生の言うこと聞いて!
親は全部を学校でかなえてほしいと思ってしまう。
もっとシンプルに考えていいみたい。
不登校、子育てって答えが一つじゃないから難しい。だから。
ー也哉子さん
子育ての中で希林さんが語っていたこと「難の多い人生は、ありがたい」
私は、なかなか希林さんの境地にはなれませんが・・・
ー也哉子さん
大変な時、壁にぶつかった時、その人はどう動くのか。
人間にはいろんなタイプがいる。
だから答えは一つじゃない。だから難しい。
オリジナルの答えを出すために
想像力を働かせて、自由に発想の転換をして、
生きるためのアイデアを、ユーモアを考える。
不登校になったら、親がすること、子どもがすること
ー也哉子さん 「親がすること」
大人は大人のペースで解決しようとしてしまう。待つしかない。頭ではわかっていても待てないもの。親は「自分は自分のことだけ」精神でいい。子育ては衣食住、最低限のことでいい。それが希林流子育て。
その間に、親はオリジナルの答えを出す。言葉にする。
ーコイズミさん 「子どもがすること」
「からだ動かす→ごはん美味しい→ねむい」シンプルに動物にもどって。ねこのように寝たいときに寝る。言葉でないコミュニケーションを感じて、自然と一緒に暮らす。
本当に不登校になったらマニュアル通りにはいかないことばっかりです。でもその分「ねばならない」とか「あの子と比べて」から解放されて、イチから自由でオリジナルを作れるチャンスってことかな。
也哉子さんのメッセージを聴いて、なんでも「発想の転換」だなぁと思いました。
不登校で悩んでいる方に少しでもお役に立てればうれしいです。
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