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小豆島でカバディしよう!
おっす(Z戦士)。かなり久しぶりの投稿になります。
私は大学時代に「カバディ」というマイナースポーツをやっておりました。みなさんは、カバディをご存じでしょうか?
カバディとはインド発祥(と聞いている)のスポーツで、”カバディ,カバディ”と言いながら相手をタッチして自陣に帰る、いわば、鬼ごっこのわけわからんVerのことです(適当)。
現在はインドを始め、バングラディッシュや日本・韓国・台湾、さらにはケニアにまでチームが存在し、アジアを中心に徐々に人気になりつつあるスポーツとなっています。
ちなみにインドではプロリーグも存在し、とんでもないプレイヤー達が、日夜激闘を繰り広げています。
さて、なぜ私が今回カバディを記事にしたかといいますと
それはカバディを小豆島でもやりたい!からです。
■自己紹介
カバディ歴:4年
出場大会 :全国カバディ選手権、東日本大会
ポジション:左カバー
得意技 :ファイナルエクスプロージョン
■カバディのコートについて
まずは簡単にカバディコートについて説明していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1650193029475-rgvxwZhH65.jpg?width=1200)
左から
エンドライン・・・外に出たらアウト
ボーナスライン・・・ボーナスポイントを取る際に使用
ボークライン・・・レイダーが越えなくてはならない線
ミッドライン・・・陣地をわける中央線
ロビー・・・プレイヤーが接触した際に開放されるエリア
とりあえずこんな感じのコートでプレイしています。
■ルール説明
今回はAチームとBチームに分かれてカバディのルールを説明していきます。それでは両チームのみなさん、よろしくお願いします!!
![](https://assets.st-note.com/img/1650176002704-pbFHejvTCW.jpg?width=1200)
▼基本ルール
・基本的に7人vs7人
・15分×2の30分
・各、攻撃と守備の時間は30秒
・点数制
まずカバディは7人vs7人のチームスポーツです。
![](https://assets.st-note.com/img/1650194065635-etrxDb956M.jpg?width=1200)
30秒以内に「攻撃(レイド)」と「守備(アンティ)」を交互に繰り返し、試合終了時に点数の高いチームが勝者となります。得点が移動するのは、攻撃する人(レイダー)がアンティと接触して自分の陣地に戻るか、アンティがレイダーを捕まえるかの二択になります。ここで重要なのが、レイドとアンティは交互に繰り替えすということです。
自分でも読み返して今一わからないため、もう少し細かくして見てみましょう。
じゃんけんで買ったほうがレイドかアンティを決めます
Aチームがレイドで、Bチームがアンティとなりました
まずAチームから1人、Bチームのコートに入ります。この時、コートに入った人を、レイドする人という意味で、「レイダー」と呼びます
レイダーは「カバディ」と言い続けなければなりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1650198538517-hnBE2McajD.jpg?width=1200)
レイダーがBチームの1人と接触し、自分の陣地に帰ることができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1650196339423-xkck94gGIk.jpg?width=1200)
すると、Aチームに1点入り、Bチームの接触した1人のプレイヤ―はアウトとなりアウトゾーンに行きます。
次はBチームがレイドで、Aチームがアンティになります。これを試合が終わるまで交互に繰り返します。ちなみにBチームは現在6人です。
![](https://assets.st-note.com/img/1650198648146-6ngsuEC2ma.jpg?width=1200)
Bチームのレイダーが捕まってしまい自分のコートに帰ることができませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1650196360628-ls7qM92j76.jpg?width=1200)
そうなると、Aチームに1点得点となり、Bチームのレイダーはアウトになります。また1人減って5人になりましたね。
次はAチームがレイドで、Bチームがアンティです。
![](https://assets.st-note.com/img/1650196368059-1l47zuQjkk.jpg?width=1200)
今度はAチームのレイダーがBチームに捕まってしまいました。
すると、レイダーはアウトとなり、Bチームに1点、さらに最初にアウトとなった人がコートに復活することができます。となるとBチームは6人に戻ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1650196378143-dPfJ9n1BHd.jpg?width=1200)
現在の点数はAチームが2点、Bチームが1点です。このように、アウトとなったプレイヤーは、見方チームが取った得点の数だけ、復活することができます。
次はBチームがレイドですね。しかし、なんと今度はBチームのレイダーがAチームのアンティ3人と接触して、かつ自分の陣地に戻ることができました。
となるとBチームのレイダーが接触したAチームの3人はアウトとなり、Bチームに3点入ります。現在の得点はAチームが2点、Bチームが4点となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1650196541997-0S8RI7fQke.jpg?width=1200)
Aチームは3人、Bチームも1人復活するため7人になります。
ようするに、2コートに分かれて攻撃と守備をお互い30秒以内に繰り返して、それを15分×2の30分間で行い、最後点数の高かったチームの勝利、と説明すればわかりやすいですかね、、、汗
とりあえず次に、アンティとレイドの違いを見ていきましょう。
▼アンティ(守備)
アンティとはレイダーを捕まえる奴らです。アンティは、レイダーにタックルしたり、足を掴んだり、身体ごと持ち上げたり、さらには外に押し出したりすることができます。基本、殴ったり、頭部を締め付けるような明らかさまな暴力行為以外は認められています。
しかし、例え捕まえても、レイダーに帰られたり、レイダーが指一本でもミッドライン(陣地を分ける中央線)に触れてしまえば、アンティはレイダーと接触した数だけアウトになります。
ちなみに、アンティにはポジションがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1650200034967-qE0frRt3xF.jpg?width=1200)
画像左から順に
左コーナー、左セカンド、左カバー、センター、右カバー、右セカンド、右コーナーとなります。私は左カバーでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1650173154285-QpffnUgbee.jpg?width=1200)
アンティはこんな感じで手を繋ぎます。この説明は難しいため動画をみた方がいいでしょう、、。まぁ、これはプロとか、みんながやってるだけだからルールではありません。私はこれ以外にも良い方法があるんじゃないかと勝手に妄想してますが、未だに思いつきませんw
手を繋ぐ利点としては、例えば相手がこっちに向かって走ってきたとき、一人で捕まえるより、二人で捕まえた方が楽ですよね。そんな感じです(適当)。
▼レイド
レイドは攻撃側です。1人(レイダー)が相手チームに入り、相手をタッチして自分の陣地に何とか帰ってこようとします。タッチというよりは、相手と接触することで点数となります。それは相手を足で触れても、体と体がぶつかっても同じです。しかし、例え接触しても、自分の陣地に帰ることができなければアウトとなります。
また、攻撃中はずっと「カバディ」と言わなければなりません。恐らくここがよく間違われるポイントですが、カバディと言うのはレイダーだけです。
ちなみに相手と接触しなくても帰ることは可能です。帰るというのは自分の陣地に戻る事ですが、最悪指一本でもミッドラインに触れれば帰れた扱いになります。例を言うと、例えばBチームがAチームのレイダーを捕まえたが、倒れてレイダーがなんとかミッドラインを指一本触ったとします。その場合はレイダーと接触した数だけアンティがアウトになります。レイダーは捕まっても最後まで諦めず、バタバタするのが大切です。
要約すると、アンティはレイダーから逃げながら攻撃を仕掛け、レイダーはアンティに捕まらないようタッチ(接触)しようとする、そんなイメージです。
■特殊なプレイ
ここでは基本的なルールから派生したものをいくつか紹介していきます。
得点系
▼ボーナスポイント
ボーナスラインを越えて足を着地させることで1点貰えます。1回のレイドで1度だけです。1ゲームではありません。やり方は少し高度で、実は私もうまくできませんw
ちなみにボーナスポイントでは人の移動は起こりません。
▼スーパータックル
アンティが3人以下の時にレイダーを捕まえた時に2点貰えます。しかし、復帰できるのは1人までになります。
▼ローナー
例えばAチームが7人全員アウトとなった場合に、Bチームに、アウトとなった人数+2点入るというもの。この場合、Aチームは全員復活します。
ペナルティー系
▼ノットエンターザボーク
レイダーが、誰とも接触せずにボークラインを越えず自分の陣地に帰った場合、アウトになります。
▼ダブルエントリー
例えばAチームがレイドで、ミッドラインを2人越えてしまった場合、Bチームに1点入り、Bチームのレイドで再開します。
▼キャントアウト
カバディと言ってないとアウトになります。
▼ラフプレイ
暴力的なプレイはあまりないが、ダメ!
その他
▼ファイブレイド
30分経って同点だった場合、両チーム5人をレイダーに選抜。お互いレイドとアンティを繰り返し、点数を多くとった方が勝ちます。人数の移動はありません。アンティは7人です。
▼ボークアンティ
ボークラインより前でアンティをすること。これにはレイダーがボークラインに入らせないようする思惑があります。残り時間が少ない時、逃げ切る際に使ったりします。
▼タイムアウト
30秒の休憩時間。この間に給水したり、作戦を考えたりする。各チーム、前後半2回まで取ることが可能です。
▼サードレイド
2回連続でレイドによる得点の移動がなかった場合、”Do or Die(生きるか死ぬか)”となり、点数をなにかしら取らないとレイダーはアウトになります。ボーナスポイントでも構いません。
■最後に
ここまでかなり細かく説明させていただきましたが、恐らく何言ってんだこいつって思ったことでしょう。安心してください、書いている自分も頭おかしくなりそうでした。
やっぱり文章だけじゃわからない!そんな方はぜひ、小豆島でカバディをやってみませんか??とはいえカバディはコンタクトスポーツのため危険も伴います。もちろんいきなりガチの試合みたいなことはしませんが、やってみたい場合は十分に注意して行いましょう!
ここではお話できなかった、アンティの技や、カバディの動き方(カバディステップ)、フォーメーションなど、このスポーツの奥深さをたくさん伝えていきたいです。
まだいつやるかとかどこでやるかも決めておりませんが、興味のある方を集めてビーチカバディなどするのもありと考えています。
一応目標として小豆島初のカバディチームを作り、行く行くは大会にも出場したいです。エントリーすれば誰でも全国大会という称号を得れるわけですから、かなりお得です!その代わり、カバディ日本代表選手を含むチームと初戦から当たる可能性も高くなります。
私はそれで何度もボコボコにされました泣
コロナ禍でストレスがたまったその魂をカバディとかわけわからんスポーツを通して爆発させませんか!!