株式・債券・為替投資14年目突入。専門はマクロ経済。 これからちょくちょくnoteを書…

株式・債券・為替投資14年目突入。専門はマクロ経済。 これからちょくちょくnoteを書いていこうと思います Twitter@Diegooooal

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石油精製銘柄に注目!!今最も熱い分野です!!$PSX $MPC $DINO $VLO $SU $XOM $CVX

年初来S&P500もナスダックも軟調な局面が続いていますが、そんな中でも株価が堅調に推移しているのがエネルギー関連と海運関連です。 今回は石油銘柄のなかでも「石油精製企業」について書いていこうと思います。 石油精製企業とは、原油からガソリン、ディーゼル、ナフサ、ジェット燃料等の製品をつくっている企業になります。 石油企業は多角経営されていて、石油精製のみを行っている企業はすくないですが、タイトルにあげた銘柄は製油所を保有している企業になります。 それでは先ず、石油精製の比重

    • ついにプロダクトタンカー時代の幕開けか!?$STNG $INSW $TRMD の決算プレゼン資料からみる今後のプロダクトタンカー市況

      皆さんお元気ですか?ここのところ米国株は下落しており気が晴れない方も多いのではないかと推察致します。元気だしていきましょう! そしてそんな状況でも強いのがエネルギーと海運関連です。 今回は昨年からだしている””プロダクトタンカー市況第三弾””になります。タイトルの通り、ついにプロダクトタンカーの時代がやってきたのではないでしょうか。$STNG $INSW $TRMD のプレゼン資料をもとに、主にプロダクトタンカー市況について書いていこうと思いますので、個々の企業の収益やBS、

      • $FLNG 決算資料から見る今後のLNGタンカー市況

        先ずは決算から EPS 結果 $0.45 予想 $0.60 売上 結果 $74.6M 予想 $82.815M  EPS売上ともにミスとなりました。この原因は前回のnoteでもお伝えしましたが昨年12月にヨーロッパで天然ガスが不足し多くのLNGタンカーがヨーロッパに向かいました。その結果1月には運ぶLNG自体が無くなってしまいLNGタンカーのスポット傭船料が一時マイナスとなってしまった為です。 しかし現在は上記のチャートを見て頂ければ分かる通り過去平均より高いレベルで推移して

        • LNGタンカー市況はどうなる?$FLNG$GLNG ホワイトハウス EUのロシア天然ガス依存を減らすべくLNGをEUに供給する長期計画を発表 

          国際的なパートナーと協力して、今年中に少なくとも150億立方メートルのLNGをヨーロッパに供給する予定だと発表した。 これらのLNGの供給量は今後増加する見込み。 ホワイトハウスは少なくとも2030年までに、年間約500億立方メートルの米国産LNGの余剰需要を確保する。 このニュースを受け$FLNGや$GLNG等のLNGタンカー銘柄や$ARや$EQT等の天然ガス銘柄が大きく上昇しました。 これらは昨年末に天然ガスが足りないヨーロッパへLNGタンカー船団が大挙して向かってい

        石油精製銘柄に注目!!今最も熱い分野です!!$PSX $MPC $DINO $VLO $SU $XOM $CVX

        • ついにプロダクトタンカー時代の幕開けか!?$STNG $INSW $TRMD の決算プレゼン資料からみる今後のプロダクトタンカー市況

        • $FLNG 決算資料から見る今後のLNGタンカー市況

        • LNGタンカー市況はどうなる?$FLNG$GLNG ホワイトハウス EUのロシア天然ガス依存を減らすべくLNGをEUに供給する長期計画を発表 

          Scorpio Tankers 社の決算から見る今後のプロダクトタンカー市況 $STNG $TRMD

          今回はプロダクトタンカー最大手のScorpio Tankers Inc($STNG)の2021年Q4決算のPresentation資料から今後のプロダクトタンカー市況について書いていこうと思います。 前回のnote「今後のプロダクトタンカー市況について $STNG $TRMD」(https://note.com/campnou1978/n/nffb1a71d8de6)のアップデート版になります。 $TRMDや$INSWを保有している方も参考にして頂ければと思います。 先ず決

          Scorpio Tankers 社の決算から見る今後のプロダクトタンカー市況 $STNG $TRMD

          原油価格は上がり続けるのか?

          今回は昨年にnoteで記事をだした「2022年の原油価格暴騰か?」https://note.com/campnou1978/n/n9d76042a428a のアップデートになります。 前回記事をアップした12月9日のWTI原油価格終値は70.59ドルでしたが、2月4日終値時点で91.95ドルまで上昇してきています。このまま原油価格は上がり続けるのでしょうか?原油価格を左右する5つの要因から考察していきたいと思います。 ① OPECプラスの動向 ② 米国の動向  (a)バイデ

          原油価格は上がり続けるのか?

          前回のテーパリング⇒利上げ⇒QT(BS縮小)期間のS&P500の推移と2022年の米国株について

          皆さんクリスマスは楽しんだでしょうか?いよいよクリスマスも終わり2021年もあと残すところ僅かとなりました。 今回は来年2022年の米国株はどうなるか、についてリーマンショック後の量的緩和~テーパリング~利上げ~BS縮小期間のおさらいをしつつ書いていこうと思います。 先ずはFRBの総資産の推移とSPY(S&P500ETF)のチャートになります。 簡単に悦明すると通常リーマンショックやコロナショックのような出来事が起こると、政府と中央銀行は経済を下支えする為に財政出動と金融

          前回のテーパリング⇒利上げ⇒QT(BS縮小)期間のS&P500の推移と2022年の米国株について

          2022年の原油価格暴騰か?

          最近原油価格が暴騰するのではないか、との記事や石油関連企業のCEOの発言が多いのでまとめてみました。 先ず衝撃的な価格予想をだしてきたのがJPモルガンです。 JPモルガン・グローバル・エクイティ・リサーチは 「OPECプラスの可能な生産量が明らかになるにつれて、原油価格のリスクプレミアムが上昇する」との見方を示し、2022年は1バレル=125ドル、2023年は150ドルまで上昇するとの見通しを示しました。 ソース https://jp.reuters.com/articl

          2022年の原油価格暴騰か?

          今後のプロダクトタンカー市況について $STNG $TRMD

          今回はプロダクトタンカー最大手のScorpio Tankers Inc(STNG)の2021年Q3決算のPresentation資料から今後のプロダクトタンカー市況について書いていこうと思います。$TRMDや$INSWを保有している方も参考にして頂ければと思います。 このnoteで使われる資料の出典はScorpio Tankers Inc. Q3 2021 Earnings Presentationです 先ず石油精製品の需給から解説していきたいと思います。石油精製品の需要

          今後のプロダクトタンカー市況について $STNG $TRMD