心に残る映画
物心ついたときから映画が好きです。
このnoteは、これまで観た中で「個人的にとても心に残っているけれど、人に大声で薦めづらい」と思った映画の個人的なメモです。
「人に大声で薦めづらい」というのは観る人を選ぶ、内容が難解、あまり配信されていない、などなど…様々な意味を含みます。
カリスマ
1999年製作/104分/日本
カリスマとは結局一体何なのか?
黒沢清監督の作品は意識に問いかけるようなものが多いイメージ。
疑問と謎と諸々含めて心に残る作品。
「また、必ず会おう」と誰もが言った。
2013年製作/113分/G/日本
見栄と出会いと別れと成長。原作があるらしいので、読みたくなった作品。
イッセー尾形さんがとてもいい。
マザー!
2017年製作/121分/アメリカ
ある意味ものすごく怖くてものすごく面白い映画だった。
おそらく旧約聖書のメタファーだと思うので、そこらへんの知識があればもっと違う見方ができるのかもしれない。
聖なる鹿殺し
2017年製作/121分/PG12/イギリス・アイルランド合作
大きな音で驚かすでもなく、とんでもないスプラッターというわけでもなく、静かにゆっくりと狂気に飲み込まれていく感覚。
アイキャッチ画像のイラストは、この映画のワンシーンです。
走れ、絶望に追いつかれない速さで
2015年製作/83分/日本
作られた物語のような劇的なことはないけれど、ささやかな起承転結を繰り返しながら人は生きている、そういうことを思い出す作品。
仲野太賀さんがとてもいい。
トランス・ワールド
2011年製作/アメリカ
何も言えないけど、何も情報を入れない状態で観てほしい。
コーヒー&シガレッツ
2003年製作/97分/G/アメリカ
コーヒーとタバコとなんでもない会話。
退屈と言ってしまえばそうかもしれないけど、雰囲気に酔う。コーヒーとタバコに憧れるきっかけになった。
ナイト・ウォッチ
2006年製作/131分/ロシア
ロシア映画というものをあまり見たことがなかったので印象的だった。
続編のデイ・ウォッチもあわせて、難解だけど引き込まれる作品。
わたしは光をにぎっている
2019年製作/96分/G/日本
「走れ、絶望に追いつかれない速さで」とおなじ監督の作品。
ゆっくり変わっていく日常と、まわりの世界。
まわりがどれだけ変わっても、人間はそんなすぐ劇的に変わったりしない。
HOUSE ハウス
1977年製作/88分/日本
終わった直後、自分は一体何を観たんだろう?という謎の感情に支配される。
とりあえずすぐ思い出した10作品。
もし、このnoteを読んだ誰かが興味を持って観てくれたら嬉しいです。
映画鑑賞記録を見返していると、色々と思い返す作品が他にも多々ありました。
今後別の形でまたメモとして残せたらいいな。
また、とんでもなく不定期ですが、映画イラストをInstagramで公開しています。
こちらもぼちぼち描いていきたいです。
https://www.instagram.com/camphor_k/
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