2025年の抱負
私は、昨年5月から市民農園を始めて8ヶ月がたった。夏はバテバテだったが、楽しかったことが大きい。2年目となる今年は、キッチンガーデンを楽しく続けるために、少しずつ、自分らしい畑を作っていけたらと思う。
お正月の出来事
2025/1/2に「人生フルーツ」という老夫婦の日常を追ったドキュメンタリー映画が、東京の映画館 ポレポレ東中野で1日だけ再上映すると年末に知った。少し遠いが見に行きたいと即断した。しかし前日の1/1に上映時間を映画館のホームページで確認すると、"満員御礼"の文字が...。とっても楽しみにしていただけに、元旦からかなりのショックを受けた。チケットは年末から発売されており、オンラインでも販売されていた。それでも私は、当日券を買えると思って何もせずいた。 つめが甘いことを反省。
映画の主人公のつばたひでこさんは、200坪の庭にキッチンガーデンを作り、夫のしゅういちさんと40年以上、愛知県で半自給自足の生活を実践してきた。
2017年に初上映された映画「人生フルーツ」はDVDで一般に販売されていない。全国の単館系映画館で単発で再上映をしているのを見に行くか、自主上映会をしている所へ見に行くしかない。
今から8年前、ひでこさんの著書のファンだった私は、つばた夫妻の映画ができたことを知り、心待ちにしていた。そして、2017年1月2日のお正月をむかえた。当日は、ポレポレ東中野の映画館の入り口に長い行列ができ、私も並んでチケットを購入し、映画を見たことを覚えている。その数年後、千葉の映画館で上映した際にもう一度見た。
本の中のひでこさんと映像のなかのひでこさんは、違和感なくそのままだった。かざらない素敵な人だ。一般の方なので、ご家族にもプライバシーがあるから映画はDVD化しないのかもしれない。しかし、たまにまた見たくなるのだ。きっと私のような人は多いのではないかと思う。
私は、つばたひでこさんの生き方を忘れないようにしたいので、今も定期的に映画人生フルーツのホームページをチェックしている。TVでも過去に何度かひでこさんの生活をとりあげた番組があり、録画していたのだが、リモコンの操作ミスでいくつか削除してしまった。その時も自分のうっかりに落ち込んだのを覚えている。今では残っているのは1つだけだ。数ヶ月に1度繰り返し見ている。
私の生活や性格も、つばたひでこさんとは、違うことの方が多い。でも、「楽しくしようね」といつも楽しく生きるご夫婦の生き方や、畑や果樹に囲まれて、自然の恵みを楽しみ、ひでこさんの好きなキッチンガーデンを生涯生活の一部として生きた姿は、著書や番組、映画を通じて私の心に今もずっと灯っている。ひでこさんがやりたいことを実践している姿を、読んだり見たりして、元気をもらっているのだと思う。
1月1日の畑
1日は快晴。畑がどうなっているか心配で、寒くても見に行きたくなるようになった自分に驚いている。秋まき野菜は寒さでにぶいが、ゆっくり成長しているのを感じる。野菜の根っこの方は土の中でどうなっているのか抜いてみた。細いが、根っこはしっかり貼っていた。
1/8の畑
数日前に数週間ぶりにたっぷり雨が降り、からからの畑の土がしっとりしていた。1週間前とあまり変わらないが、植えた野菜の順調な姿を見て安心。周りの区画の畑は、畑全体を平らにし、秋冬野菜の残渣を片付けたり、整理され始めていた。私もいろいろ考えて行動しないと、春もあっという間にきそうだ。