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【毎日5分】リセット!心を整えるバランスノート術

心と体は繋がっている

ふだんは生活習慣やアロマなどを使って、心身のバランスを整える方法を教えたりしています。

いつも自分や生徒さんを観察していると、心が日常の心身のバランスに、大きな影響を与えているなぁということを実感。

食事や運動でもなかなか改善しにくかったような悩みが、心の変化であっさりと解決することがあったりします。

例えば「旦那に何十年の怒りをぶちまけたら、あんなに頑張って色々対策していた冷え性がなくなった。」とか、

自分を制限していることを辞めたら、バランスが整って、止まっていた生理がすぐに来た。

こんなふうに、心と体は繋がっているということを実感する機会は多いです。
インスタでも一部アロマレシピと共にご紹介しています

体と心、両面からのアプローチ

多くの思考や感情は体から起こってます。

例えば、女性ホルモンの影響が強いと、惚れっぽくなりやすかったり、明るく前向きになりやすかったり。これは多くの女性は経験されていること。

体を整えておくことは、心のケアにもとても大切です。心だけにアプローチし結果的に心身のバランスを崩してしまった方に出合うこともあり、心のためにも、体を作ることは大切なことも日々実感しています。

しかしご紹介したエピソードのように、心へのアプローチの結果、健康になる場合もあるのは事実。体だけでなく心へもアプローチも大事ですね。

今回のノート術は心へのアプローチ方法です。
とはいっても、難しいことをするのではなく、一日数分で簡単に、誰でも心をバランス良く整えることができる方法です。

ノートや手帳に手書きする

心のことはデジタル時代の現代でも「手書き」がベストと感じています。

手書きのメリット

  1. 時間がかかる分、ゆっくり深く思考できる。

  2. 手を動かして書くことで、残りやすい。

  3. 感情を出しやすく、本心に気がつける。

  4. 客観視しやすく、冷静に見やすい。

  5. 振り返りやすく、後から整理しやすい。

ざっとこんなところでしょうか。

手書きは時間や手間もかかり、非効率に感じるかもしれませんが、その裏にふだん見つけられないようなお宝がたくさん埋まっています。

ノートのつくり方、はじめ方

ノートとペンを用意し、始めるだけです。
どんなノートやペンでもOKですが、お気に入りのものがおすすめです。
わたしは365Daysノートと、ペンはシグノや万年筆などその日の気分で適当に選びます。

3つの基本構成

  1. (+)もやもや・嫌なこと・怒ったこと・不安などを書く

  2. (ー)よかったこと・嬉しかった事を書く

  3. (=)週に1回振り返る

これだけです。
それぞれについて、簡単に解説します。

(+)の解説

プラスは積極性ポジティブなど前向きさを一般的には表します。

なのに、もやもやなどネガティブなことを書くの?と疑問に思われるかもしれません。

しかしここでのプラスの意味は、デトックスとか感情の放出とか発散や放電などのイメージです。

書くことでネガティブな感情を浄化し、ストレス発散や緩和を目的とします。

そもそも多くの人が、ネガティブは悪とかダメのイメージが強く、蓋をしたり見ないようにしている場合も多いもの。

確かに不快な感情を伴うものは見たくない排泄物のようなものかもしれません。だからこそ、ここではそれを積極的に出すことだけを目的としています。

人は排泄しないと生きてけません。💩は臭いし見たくないかもですが、出さないとずーっとお腹に残ります。出す機会がないと便秘です。体調も悪くなります。

それに経験上、ネガティブをスムーズに排泄できる人はやっぱり元気です。

ネガティブが悪と思い込んでいる人ほど、自然に排泄できない場合が多くあり、その排泄・デトックスが+です。

溜め込むからなんか匂うだけです。出すのがうまくできるようになると軽くなります。ノートなので出しても誰にも怒られないし、傷つけたりしません。後で消しても捨ててもいいのです。

自由に出す練習がノートでできます。安心して正直に自分の中のいや〜な感情を書き出してみてください。これはプラスの行為なんだ〜と思って書くだけで、とっても書きやすく出てきやすくなるはずです。

それに感情は味わうと・・消えていきます。今まで見たくないもの隠してるもの、出てきてしっかり味わうと、不思議となくっていきます。

否定することなく吐き出すだけ。時には一緒に涙も怒りも出るかもですが、それでいいです。コツコツ続けていくと「あれ前と感じ方が変わっている。」なんて風になっていくのも実感できるはずです。

(ー)の解説

ここは自分を褒めるようなこと、頑張ったことや、嬉しかったこと、良かったこと。覚えておきたいようなことを書きます。内容はささやかなことでいい。なんならささやかな方がいいです。

(ー)は充電とか充足とか。毎日の幸せ感情は非常に分解されやすくって、記憶に残りにくいのが特徴です。また自分の頑張りは忘れがち、見逃しがちです。真面目で自分に厳しい人こそおすすめです。

(ー)はインプットして溜め込んでおきたいことを。すぐ忘れそうな日々の喜びをためたり見出したり気づいたりする機会になります。自分を認める練習や習慣にもなります。

バランスを意識する

(+)や(ー)のノート術のそれぞれは、巷にあるものと同じです。

「ネガティブ感情を出す」。
心を満たす「嬉しいこと良かったことを記録する」など、世の中にはこのような、色々な記録方法あり、既に実践されている方も多くおられます。

しかし、ネガティブ感情ばかりにフォーカスし、延々と過去に原因探しを行うループに入り、そこから抜け出しにくくなり、生活に生かせない場合もあります。

反対に、心を満たすことばかりに着目して、自分探しや満たす方向に意識が向かい、結果的に日常生活で行動力が落ちるなと、生活に活かせない場合もあると感じることも。

どちらもほどほどにバランスよく、がちょうどいい。
この両方に毎日少しの時間だけ着目することで、バランス感覚が持てるようになっていくことを目指してます。

=ふりかえりの解説

あとは、毎日書き溜めたノートを、週に1回振り返ります。
この振り返り習慣が整えるのにはとても大事です。
ここは5分ではなく、30分くらい欲しいですね。

私は大体月曜日。ざっと振り返っています。
その時点で、既にすっかり忘れてる嬉しいことを書いた欄(ー)。二度味わい満足したりして楽しめます。驚くぐらい忘れています。

(+)の欄は、どうしてそんなにモヤモヤしてたのか、数日後なのに全く思い出せないことがほとんどだったりすることも多いです。ちゃんと出せた証拠ですね。消してもいいと思います。

だんだんわざわざ書かなくても浄化できるようになると、ここに書くことが減っていったりします。しかし時には、それどころじゃない心を乱されるようなことが起こるかもしれません。そんな時は、別の紙にいっぱい書いてデトックスして処分もいいと思います。スッキリしますよ。

また、ちゃんと見てみるのもありです。
「こういうときに嫌な気持ちになる」とか「こういうのが苦手」など、自分のパターンも発見できます。

そうすると自然と解決したり、対策が見えたりもします。よくよくみると実はネガティブって忌み嫌うものでもなく、めちゃくちゃ大事なものだったりもします。これは大事な情報だなぁ、ありがたいなぁ、なんて思ってもいないのに思うのはよくないです。嫌なものは嫌、以上で良い。そうすると、人はそのうち自然に良い見方ができるようになっていくものです。

こうやって、少しずつ心のバランスが上手に取れるようになっていきます。
書くを続ける、時に振り返るだけで、色々な気づきが自然に生まれていきます。

それが、自分の中に埋まっている普段見つかりにくいお宝。「自分の本心に気づくこと」であったり「自分を許せる機会」だったりもします。

さいごに

嬉しいことや嫌なことから自分を知ったり色々を発見していくこと、自分を観察する時間をもつこと。

こうやって日常でノートで、少しずつ心のバランスを整えるだけでなく、ずーっとの習慣にすることで、ブレにくく、乱れても戻しやすい、心の筋トレになると思います。

そうやって毎日を自分らしく、なるべくラクに過ごせるようになることを願っています。




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海歩/Miho
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