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2024年ドイツで噂のドバイチョコを発見!マルチパッショニストな日々の冒険

ドイツで暮らしていると、日々の生活の中で思わぬ新しい発見があります。その一つが「ドバイチョコレート」という、少し特別な名前を持つチョコレートとの出会いです。

このチョコレートがただのスイーツではなく、ユニークな背景と驚きの美味しさを持つ存在だと知ったのは、私の日常の中でのちょっとした出来事から始まりました。

出会いのきっかけはフットケアサロンでの会話から

きっかけは、私が定期的に通っているフットケア(ドイツ語でFußpflege フスプフレーゲ)のサロンでの会話でした。

「今、ドイツでとても人気のチョコレートがあるのよ。でも、一般のお店ではなかなか見つけられないの」と、担当のKさんが施術しながら教えてくれたのが、「ドバイチョコレート」という名前でした。
どうやらミュンヘン空港のクリスマスマーケットで手に入るかもしれないとのこと。

私の固定職の職場はミュンヘン空港内にあり、ミュンヘン空港のクリスマスマーケットは庭のようなもの。それなら次のシフトの時に探してみよう、と早速行動に移しました。

ミュンヘン空港での探索


ミュンヘン空港のクリスマスマーケットには、グリューワインと呼ばれるホットワインのお店を中心に、焼き立てのクレープを売るお店、揚げたてのチュロスを売るお店、焼きあがったソーセージをパンにはさんで渡してくれるお店、他にも子羊の毛皮で作った暖かいスリッパを売るお店や、変わったところではワンちゃんのためのベーカリーの屋台などが、冬の季節感たっぷりの装飾で賑わいを見せています。

その中を歩きながら、私は「ドバイチョコレート」を探しました。

ですが、どうやらこれが一筋縄ではいかない様子。名前だけを頼りに見つけるのは思った以上に難しく、残念ながらそれらしいものには出会えませんでした。

SNSで注目度急上昇の「ドバイチョコレート」


その後、普段利用しているSNSのひとつのX(旧Twitter)で、「ドバイチョコレート」という言葉を頻繁に目にするようになりました。

さらには、noteでもドイツ在住の「ふわふわのくま」さんが、ドバイチョコレートについての記事をアップされています。

ドイツ在住の日本人の間でも、このチョコレートが大きな話題になっているようで、特にその「カリッ」とした食感が注目されている様子です。

なかなか手に入らないとなると、ますます欲しくなるのが人間の心情です。

こうしてドバイチョコレートへの興味はますます深まり、「いつか必ず見つけてみたい!」という気持ちで数日を過ごしていました。

近所のトルコ食料品店での驚きの発見


そんな中、ある日訪れた近所のトルコ系食料品店で思いがけない出会いがありました。お菓子コーナーでいつものように甘いものを物色していると、目に飛び込んできたのが「ドバイチョコレート」と書かれたパッケージ。

ミュンヘン空港で探しても見つからなかったあのチョコレートが、まさかこんな身近な場所で手に入るとは思いませんでした。

その場で即購入!

価格は1箱19.99ユーロ(約3000円)と、私が日常的に買っている普段の板チョコ(2ユーロ前後)と比べると約10倍!

少し奮発しましたが、どうしても試してみたかったので迷いはありませんでした。

ドバイチョコレートの背景と特徴


ドバイチョコレートは、2021年にドバイの「Fix Dessert Chocolatier (https://www.instagram.com/fixdessertchocolatier/)」の創業者であるサラ・ハムーダ氏が開発したものです。

彼女が妊娠中にピスタチオとチョコレートの新しい組み合わせを試したことから生まれたこのチョコレートは、カリカリとした触感のもとになるカダイフ(細い小麦粉の糸状生地 ー 私の知り合いは、「揚げ春雨もどき」と呼んでいました)と、ピスタチオクリームを混ぜたものをミルクチョコレートで包むというユニークな構造を持っています。

その食感と味わいが大きな話題を呼び、2024年にはTikTokやInstagramなどで爆発的に流行しました。
特にドイツ語圏ではインフルエンサーたちの投稿がきっかけで注目を集め、今では若者の間でちょっとしたブームになっています。

娘と一緒に味わう楽しみ


家に帰ると、さっそく娘に「これが噂のドバイチョコレートだよ!」と見せびらかしました。彼女も興味津々。味わうのはこの後のお楽しみですが、そのユニークなパッケージと異国感漂う見た目だけでも、期待感は高まるばかりです。

私がトルコ食料品店で購入したドバイチョコレート


実際に食べてみた感想は、次回の投稿で詳しくお伝えする予定です!


まとめ:特別なチョコレートで日常に少しのワクワクを
ドバイチョコレートは、そのユニークな背景と特別感のある味わいで、多くの人々を魅了しています。価格は少し高めですが、それだけの価値があると思わせる存在感です。

もし皆さんもどこかで見かけたら、ぜひ一度試してみてください。特にピスタチオ好きにはたまらない一品かもしれません!

次回は、その味わいについてお話ししますので、お楽しみに。

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神谷ちよ@あなたの情熱で世界を変える!グローバルプレゼンマスター|異文化コミュニケーション専門家
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