デジカメ初心者向け用語
今回はデジカメ初心者向けの用語です。
カメラを買いたい。けど、ネットで調べても言葉の意味がわからない。この用語なに?
という方へ、用語の意味をざっくり書きました。
細かく書くと私もよくわかりません。とりあえずここくらいまではわかると良いよという単語を出してみました。
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用語のほとんどはフィルムカメラから来てます。例えばISO感度、焦点距離、シャッタースピード、絞り(開放)f値、手ぶれ補正等々。
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デジカメ独自なのは撮像素子、画素数等。
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それぞれの言葉の説明を簡単にします。
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ISO感度…古くはASA。国際規格に準拠するため、ISOに変更。数字が小さくなると綺麗に写り、大きくなると粗く写る。数字が小さいと多くの光を必要とし、大きくなると少ない光で撮影できる。
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シャッタースピード…シャッターを切るスピード。機種によるが1/32000秒くらい出るのもある。速けりゃいいわけではないが、速い機種の方が表現に幅が出る。
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絞り(開放)f値…レンズからセンサーへ光を通す穴の大きさ。大きく開ければすぐに光を取り込められる。全てのレンズに最大開放値が書かれているので気になったら見てね。被写界深度に影響がある。
被写界深度…ピントが合う深さ。絞りを大きく開けば被写界深度が浅くなる。ボケのある写真を撮影する際に影響する。
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手ぶれ補正…いわゆるピンぼけを防ぐ機能。ピンぼけは3種類あり
1.焦点が合わない
2.シャッタースピードが遅く被写体が動いてしまう(被写体ぶれ)
3.シャッタースピードが遅くカメラを動かしてしまう(手ぶれ)
の3.を予防するもの。
手ぶれ補正はそのうち深掘りします。初心者あるあるですが、補正機能がついてるからといって、手ぶれが完全になくなるわけではないです。
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撮像素子…フィルムに相当する部分。センサーとも言う。デジカメはセンサーサイズが機種毎に異なる。写りに影響がある最重要項目。有名なのはAPS-Cやマイクロフォーサーズ。
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画素数…光をセンサーに取り込む時の画素の数。メーカー間のたいして意味のない画素数競争のおかげで肥大化してしまった。「L判印刷なら800万画素で充分」ここの説明は眠くなるだけなので、1000万画素を超えていればどれでも良い。高画素数の良さもないわけではないが、中級以上の難易度である。
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OVF,EVF…ファインダーの種類。一眼レフは通常OVF、ミラーレス一眼は主にEVF。ファインダーから見ることはせず、液晶から撮影する場合もある。
OVFはオプティカルビューファインダー(光学式)、EVFはエレクロトニックビューファインダー(電子式)のこと。EVFは機種により後付けも可能。
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ざっくりと簡単に書きました。
傾向として、撮像素子が大きいとカメラ本体が大きくなり、レンズも大きくなります。それと比例して綺麗に写ります。ここがデジカメの肝です。デジカメを買う時に最初に悩む部分です。
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次回は重要項目別に少々深掘りをしてみたいと考えてます。