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筋トレで得られるもの

筋トレことはじめ
4年前にちょっとしたことで受診した際、末端の血流が悪い指摘を医者からされました。大したことは無いのだが、少しは改善するかもという思いから、筋トレを始めました。

学生時代は剣道、若い頃はスキー、そして趣味のドラムのおかげで、どちらかというと筋肉質の体であり、太らずに過ごせてきたので、興味はありました。

ジムに通い出し、トレーナーに無料の体験トレーニングを受けた。これが想定外に気持ちの良いものだった。

素人の考える筋トレといえば、それなりの重さの物を見よう見まねで、できる範囲でちょこちょこやるようなイメージがあると思う。しかし、筋肉をきちっと付けようと思えば、ちゃんとしたフォームで10回できるギリギリの重量を3セット行う。

この「10回ギリギリ」が味噌で、自分で限界と感じてから3回なんとか上げるレベルがギリギリの基準だ。つまり、7回で「あー、もう無理」と思ってから3回やる10回だ。

これくらいの負荷を与えないと、そう簡単に筋肉は付かない。「あー、やだやだ。そんなしんどい事。」と思う人がほとんどだろう。

ところがである、トレーナーについてもらって実際やってみると、これが実に気持ちいい。もちろんトレーナーの指導も上手いんだが、「もう1回!」と言われてできた時は清々しいもんだ。

毎回トレーニーをお願いしていたらお金ももったいないので、普段は1人で頑張ることになる。でも、一度あの気持ち良さを知ってしまうと、案外1人でも頑張れるもんだ。

さらに、持てる重量がどんどん上がってくる。同時に筋肉がどんどん付いてくる。初心者は付きやすいんですよね。
ほぼ自己満足以外の何物でもないが、結果が目に見えるから楽しくて仕方ない。

こう感じはじめると、自分の中で何かが変わり始める。何の根拠もない自信みたいなものが出てくる。

得られるもの
冷静に分析してみると、2つの要素が思い浮かぶ。

1、誰に強要される訳でもなく、苦しさに耐えて、結果を目に見えて出していること。

2、男としてやっぱり憧れる厚く動く胸板を手に入れたこと。

付録、夏場Tシャツ姿で歩くと、おねえさんたちにジーッと見られることが増える。笑

この自信は当然ながら仕事にも好影響を与える。主体性を持って物事を進めるにあたって迷いが少なくなると思う。
「ドンとかかって来い!」って感じだ。

実際、IT起業家たちが筋トレをよくやっていますよね。また、統計的に社会的成功者に筋トレ率が高いというデータもある。

みなさん、厳しい環境に打ち勝つためにも自身をいじめ抜いて、強い自分を作る1つの手段と考えていると思う。

また、食生活にも気を使うようになる。プロテインなども摂取するようになるが、普段の食事でも、糖質、油脂を意識的に控えるようになる。常にタンパク質の摂取を気にかける。

良いことづくめである。

某女性タレントが「使えない筋肉のための筋トレが最も意味わからない」発言で炎上していましたが、男としては、生物的な違いから意味のある事なのかな、と思う次第です。

怪我はつきもの
ただ、怪我には気をつけましょう。結構関節や筋肉に疲労が蓄積します。特に歳をとって始める場合は、気をつけてほしい。ついつい頑張り過ぎて、何種類もの種目を全力でやってしまいます。毎日のように、2時間、3時間とやられる方もいますが、これはやめて下さいね。プロのボディビルダーやフィジーク選手でも1時間するかしないかですから。あまりやるとむしろ筋肉付かないです。

55歳超えているなら、1時間半以内でゆっくり休憩挟みながら、週2回も行けば多いくらいですね。(人にもよるとは思いますが)

そして、ジムに行くとどういう訳か、「俺の方が力あるぞ!」と主張したいのか、隣に来て無謀な重量を無茶苦茶なフォームでやる方が必ずいます。相手にしないで自身のメニューをこなして下さい。笑

とにかく重要なのは、フォームです。見よう見まねで、やっている方をちょくちょく見ますが、100%怪我します。
きちっと鍛えたい筋肉に負荷が乗るフォームでやらないと、人間は他の筋肉を総動員してクリアしようとします。この時にやっちゃいます。

私もちょっと調子こいて、週2回限界に近い重量を筋肉youtubeチャンネルを参考にやっていましたが、 古傷の五十肩がしっかりやられてしまいました。これは明らかに重量上げ過ぎてフォームが崩れていたからです。

ちなみに現在、ダンベルベンチプレスで片手30kg(両手60kg)10rep3setくらいの実力です。

これを読んでやってみようと思われた方は、最初はちゃんとトレーナーを付けて指導してもらって下さい。
新しい種目をやる時も、まずはフォームチェックしてもらうことをお勧めします。

そして、常に筋肉痛なのが心地良くなってしまいます。

では、みなさん今日もがんばりましょう!