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古いホテルのピカピカのバスルーム

ボクは全国色々な場所で暮らしてきて、アパートを出る時に苦労することがあった。それは、「原状回復」。
前に住んでいたアパートでも、台所・トイレ・バスルームの掃除には手を焼いたものだ。

そんな時はいつも、ホテルのバスルームのことを考える。たとえ築年の古いホテルであっても、バスルームがピカピカなのはなぜだろう?昭和の風情のあるバスルームで、多少のキズなどがあったとしても、メッキなどはピカピカのまま。
まあ、普通に考えれば客がチェックアウトした後で清掃をしているからなのだが、本当にそれだけのやりかたでずっとピカピカの状態が保てるのかイマイチ疑問だったのだ。

そこで直近の引っ越しの時に1つの決意をした。「バスルームを使うたび徹底的に拭き上げてやろう」と。

ボクが今住んでいるところは、2年前に住み始めた築年数が50年の古いアパート。しかし浴槽だけは新品が入れられていたのでちょうど良い。

というわけで、2年間使った後の浴槽蛇口のメッキ部分を撮ってみた。

<2年間使った浴槽蛇口>

そのピカピカは、2年前の新品の姿そのもの。これならいつでも退去できそうに思う。
少なくとも、バスルームだけは。

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