
日本自動車研究所城里テストセンターでトレーニング
GoogleMapを見ていたら、毎年訪れている花菖蒲園の近くに、なんだかデジャブを感じるテストコースが目に入った。
「あれ?なんか地上の景色まで目に浮かぶようなテストコースだなあ」

不思議に思って細かく見ていったら、ここは以前、JAFのドライブトレーニングで行った日本自動車研究所の城里テストセンターだった。
上から見るのも初めてだったけど、いつも訪れてる花菖蒲園とそれほど離れていないというのが予想外で軽いショックを受けた。
せっかくなので、当時の写真を掲載してみたい。

トレーニングの前に、参加者全員で周回コースの見学をした。

トレーニングは、参加者が乗ってきたクルマで行う。横転の危険を避けるために車高の高いミニバンやSUVなどは参加できない。

最初は、時速40キロの信号反応トレーニング。
左右2つのレーンのうち、ランプが点いたほうとは逆のほうのレーンに入るというもので、ランプは直前まで点灯しないのでとっさの判断が求められる。

信号とは逆のほうなので、反射的にランプのほうにハンドルを切ってしまいそうになるので、冷静に対処する必要がある。
ちなみにブレーキを踏んでからハンドルを切ると失格。

次は時速40キロのブレーキ反応トレーニング。
信号のランプが点いてからのブレーキ反応時間を測定する。



そしてスラロームトレーニング。
これは本気でやるとかなりタイヤが消耗してゴムがささくれるけれども、他ではやる機会が無いのでみんなも結構がんばってた。







低μ路制動トレーニング。
水で濡らした滑りやすいタイル敷きの上を走行し、ブレーキを踏んでABSを効かせるトレーニング。

自車とプリウスの両方を運転し、ABSの効果の違いを体験する。

ABSは強くブレーキを踏んで緩めないようにしないと解除されてしまうので、ブレーキを思いっきり踏めることもトレーニングとしての目的。

そして周回トレーニング。
狭い円内をスピードを上げながら走行し、どれくらいの速度で円から外れてしまうのかを体験するコーナー。主にタイヤやクルマの性能限界を体験するためのもので、トレーニングというわけではない。ちなみに忙しくてこのコーナーでの写真は撮れなかった。

というわけで、以上。
こういうトレーニングは10回くらい参加したけど、ほとんどは自動車教習所とか大型施設の大駐車場でやったんだけれども、今回のような立派なテストコースで参加したのは初めてだったので良い経験になった。