Seが劣等機能であることにより起こること
INFJの劣等機能であるSeについて、色々と考えることがありました。
今回は「Seが劣等機能であることで何が起こるのか」について書いてみたいと思います。
■劣等機能とは
劣等機能とは、MBTIの心理機能の内の4番目にくる機能です。
INFJだと、劣等機能はSeになります。
第一機能(主機能):Ni
第二機能(補助機能):Fe
第三機能(代替機能):Ti
第四機能(劣等機能):Se ←この機能
心理機能は幼少期から大人になるにつれて、第一機能から順に発達していくと言われています。
しかし劣等機能(第四機能)については、大人になってからも苦手意識が残ることが多いようです。
INFJの劣等機能であるSeには
「すぐ行動に移す」「現実的」「実用性」「社交的に振る舞う」という要素があります。
このためINFJは、このようなキーワードを含む行動が苦手で避けようとする傾向があります。
■Seが劣等機能であると起こることの例
例えば私の例でいうと、下記のようなものがあります。
・書かなければならない書類を書かずに放置する(仕事となるとまた別ですが…)
・動線上に邪魔なものがあっても気にならず、気になっても放置する(その内やればいいと思う)
・面倒な家事を放置する(これは限界だ、と感じると行動に移す)
とにかく、「目にみえる現実的なことを放置する」というイメージでしょうか..。
実際には毎回放置することはなくても、「面倒だな」と思いながら目の前にあることを片付けていくことが多いです。
私が人一倍、面倒臭がりということもあるかもしれませんが、
Seを上位機能に持っている人からすると「こんなのすぐ出来るじゃん」ということらしいです。
その、「すぐ出来るじゃん」をするに至るまで、あれこれと考えてしまうのがINFJの特徴でもあるのかなと思います。
この他にも、
・社交の場面を避ける
・決断はしたいが、あれこれと考えすぎる
・運動で心地良さを感じにくい
など、色々あると思います。
ちなみに、上記のようなことがあっても生活することはできます。
それでもSeの要素を無視しすぎると、「現実的な対応」「運動習慣」「人との交流」など
現実的に見たり感じたりすることを避けていくようになります。
ずっと頭の中で生きているようなイメージです。
こうなってしまうと、一言では言えませんが心身に不調を来したり、集中力が低下したり、
色々な弊害が出てくることはあると思います。
■最後に
Seが劣等機能であると起こることについて書いてみました。
またの機会に「劣等機能を伸ばす方法」について、私の経験から考えたことを書いてみたいと思います。