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ゼカリヤ書を開いてみた

〈テラフィム〉・・・ 旧約の全時代にわたって言及される偶像。
大きさは手に持てるほど小さいもの(創世記31:34)から等身大
(Ⅰサムエル記19:13~16)のものもあった。ラケルはラバンが
家の神として祭っていたテラフィムをらくだの鞍の下に入れて
隠した(創世記31:34)病気よけや祖先崇拝に使われたとも言わ
れるが、用途は不明。(『エッセンシャル聖書辞典』より)

ゼカリヤ書10章2節(旧約聖書)(日本聖書協会 新共同訳)

テラフィムは空虚なことを語り
占い師は偽りを幻に見、虚偽の夢を語る。
その慰めは空しい。
それゆえ、人々は羊のようにさまよい
羊飼いがいないので苦しむ。


ゼカリヤ・・・〔人名〕「主は覚えてくださる」の意。
ゼカリヤ・・・預言者

※警告と励まし(10:2~4)
ゼカリヤは偶像崇拝指導者に対し警告を与える一方、民を励ました。
〈ティラフィム〉は「偶像」とも訳され、「家の神」を表す(創世記31:19)。
士師の時代には占いに用いられた(士師記17:5、18:14~20)。
〈占い師〉、彼らは偽預言者の中に含まれており、真の預言者に相対す
るものである(参照エレミヤ書23:30~32,27:9~10)。
このような者たちから導きや情報を得ることは明確に禁止されている(申命記18:9~14)。
神はこのために真の預言者を与えられたのである(申命記18:15~22)。
〈羊のようにさまよい〉、占い師は偽りを語るので、民は迷う(参照
イザヤ書53:6)
〈羊飼いがいないので〉、民の必要とするのは霊的指導者であるが、それがいない(参照マルコによる福音書6:34)。
「羊飼い」は基本的には王を意味する概念であり、人間の王(Ⅱサムエル記5:2イザヤ書44:28、エレミヤ書23:2~4)、王としての神(詩編23:1、100:3、
エゼキエル書34:11~16)、ダビデ家の王メシヤ(エゼキエル書34:24、ヨハネによる福音書10:11~16、へブル人への手紙13:20、Ⅰペテロの手紙5:4)などを意味する。(『実用聖書注解 全1巻 宇田進(著)』 いのちのことば社)

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